1. トップ
  2. 恋愛
  3. 習慣化したはずの“お手伝い”、子どもが飽きてやりたがらなくなっても続けさせるべき?【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.33】

習慣化したはずの“お手伝い”、子どもが飽きてやりたがらなくなっても続けさせるべき?【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.33】

  • 2020.12.7
  • 6938 views

先日、息子が5歳の誕生日を迎えた。

5歳。
あっという間やら、まだ5年しか一緒にいないのか…ってやらですな。

そんな息子について、以前「お手伝いがブーム!」と書いた。



今年の6月くらいに「お風呂掃除デビュー」を果たした息子。

お願いする回数も週1回が2回になり、3回になり…とだんだん習慣化。

ついには「お風呂掃除はきったんがやる!」と自らかって出て、
夕方になるとせっせとお風呂を掃除する日々が続いた。

夏休みの間は、毎日お風呂掃除をかかさなかった。

毎日の習慣だったはずのお手伝いに、あやしい雲行きが…?

が…




それが、子どもーーー


出だしはな。
好調なんすわ。
問題は続けることやで。

分かる。
分かるよ。


飽きたんだよね
風呂掃除に。


もう面白くなくなっちゃったんだよね。
2ヶ月、3ヶ月も経てば新鮮味も薄れてくるよね。

付き合い始めのカップルも3ヶ月になるとちょっと空気微妙になるもんね。
別れたりするもんね。
って、この例えはちょっと微妙? ごめん。

っと、そんな魔の3ヶ月。
分かるけど…



って、子を教育する者としてはちと悩まん?

このまま私の仕事に戻していいの?
気まぐれにお休みさせていいの?

子どものお手伝いに対する考え方って、
その先に何を求めるかによって違ってくると思われる。

【A】
「一度させたら本人がどうであろうと、その子の仕事にさせる、親はやらない」

家事は生活の基本。
将来のためにも今しっかり基盤を作りたい派、はこんな感じ? かしら。

【B】
「まぁ、楽しいが基本だし。やりたいときにやればいいんじゃなかろうか…」

お手伝いも遊びの一環。
やる気ない時にやらせても、子どもは嫌になってしまうよね派、はこんな感じだろうか。

ちなみに私は、お手伝いをさせるようになった当初の考えは圧倒的に前者だったが、だんだんと後者の「子どもだもんな! しゃーなし!」派になってきた。

なんでかって?

スマン。
面倒くさいんじゃ。

毎日風呂掃除の度に子どもを奮い立たせて、やる気にさせて。

やる気と比例し、やや適当になっている風呂掃除の結果に言いたいことはあるけれど、そこはグッと目をつぶる。

その一連の流れで何か1つよかったところを絞りだし、明日へのやる気へとつなげる。


そんなことを毎日疲労困憊の夕方にする。
面倒くさいを飛び越して、嫌じゃ。
わしゃ嫌じゃぁぁぁぁ。

ダメ母です。スマン。

ということで。
前者の「幼くして家事の基盤を作る」というのは
とても骨が折れることだということが分かった。

しかし世の中にはこれを毎日実践できているお母さんがいるんだよなぁ…。
すごいなぁ…。

なんならそのお母さん、うちにも来とくれよ。
だって私も毎日お風呂掃除面倒くさいもん。
やる気欲しい。

私を励まして!
やる気にさせて!!
よかったところ言って!
明日のために誉・め・て~っっ!!!

あぁ…。
“息子が毎日お風呂掃除をしてくれる”というのは、
私にとって結構大きな助けになってたんだな…とちょっとため息が漏れた。



お手伝いブームが去った後の息子に変化が…!?

長い自粛生活から、ようやく幼稚園へ行くリズムも整ってきた2学期中盤。



お!?


「自分で自分の髪と体を洗う」


息子がまた一歩、はじめてチャレンジをしている。
しかも…



できてる!
できてるよ!!

頭も細かく洗えて、体を流すところまで完璧である。

おやおや、そんなに事細かに教えていないのに、
いつの間にか1人でスムーズにできるようになっているではないか!

平和~!!
戦場のバスタイムに終わりが見えてきたぞ~!!

息子は気を良くしたのか、この日から毎日自分で髪を洗い、体も洗っている。
私は歯磨きのように、仕上げすすぎをしてあげるのみ。

息子の成長を感じる。

そんな息子を見た母の本音。



ま!
徐々にね!
3歩進んで2歩戻ってきてもいいから!
3歩進んで4歩戻ってこなければいいよ!
(でも私の育児多分ほとんどこっち…)

と言いつつ、
こっちはお風呂掃除より長く続けてほしいなぁ…。

理由は
「私が5年ぶりにゆっくりお風呂に入れるから!!」
一択。

お風呂掃除だって、自分で髪を洗うことだって、
息子に続けてほしいと願う気持ちの根っこには
「母だってちょっとずつ楽になりたい」
って本音があるのだ。

(ユキミ)

元記事で読む
の記事をもっとみる