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「若様軍団」躍進中!若月佑美が見出した3人が乃木坂46引っ張る

  • 2020.12.6
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若月佑美さん(2018年撮影)

乃木坂46には、メンバー同士で結成された「軍団」がある。その中のひとつに、「若様軍団」という軍団がある。現在はOGになった若月佑美さん(1期生)と3期生3人で始まったグループだが、最近どのメンバーにも追い風が吹いている。ドラマ・TV・写真集・ライブと、それぞれが道を切り開きつつあり、軍団を見守ってきたファンは湧いている。

広がっていく活躍の場

若様軍団は2017年8月12日に結成が宣言された。若月佑美さん(1期生)を軍団長に、若月さんと仲の良い3期生の山下美月さん・阪口珠美さん・梅澤美波さんの合計4人で始まった軍団である。「かっこいい×面白い」をテーマに、コミカルな雰囲気の中で始動した。

それぞれに担当する「カトラリー(食器)」があり、若月さんが箸、山下さんがスプーン、梅澤さんがナイフ、阪口さんがフォークを担当。これは若月さんが独りで箸に語りかけるコント「箸くん」を得意としていたことに由来する。

4人のユニット曲として「失恋お掃除人」をリリースしたこともあるが、若月さんが18年11月に卒業後は残った3人が軍団員を名乗り続けている。また若月さんの「箸くん」の芸を引き継いだ堀未央奈さん(2期生)と3期生の3人でライブでユニットを組むことがあり、その時は「堀様軍団」と呼ばれることも。

このオリジナル「若様軍団」の4人だが、偶然にも2020年がOG、現役組ともに飛躍の年になっているようだ。

台頭著しいのは山下さんで、1月29日発売の自身初の写真集がヒットし、26thシングル「僕は僕を好きになる」(21年1月27日発売予定)で自身初の単独センターを務める。また地上波テレビでは「あざとくて何が悪いの?」(10月10日放送・テレビ朝日系)ではあざといOL像をキュートに演じて視聴者の反響を呼んだかと思えば、「有吉ゼミ」(11月23日放送・日本テレビ系)で激辛料理完食のミッションを成功させて可愛いアイドル像とのギャップも見せつけた。20年12月からは「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)の水曜レギュラーメンバーにも選ばれ、これまで機会が少なかったバラエティ番組への出演が増えつつある。

軍団長・若月は「共演NG」でサーバーダウン

梅澤さんも9月29日に初の写真集を発売し、「僕は僕を好きになる」では山下さんと共に最前列メンバーに選ばれた。面倒見がよいと言われることが多く、山下さんのセンター発表後は

「一人で頑張っちゃうことが出来る子だけど
弱さを出せる場所が私の前であれるように
常に背すじがピンと伸びてしまうような期間になるかもしれないけど
隣を見たらホッと 力が抜けるような存在であれるように
今やまが抱えてる大きい重圧を
少しでも、一緒に持てるように
なにより山下自身が
楽しいと思える期間であってほしいので
私はたくさん一緒に笑いたいです
笑かそうと思います!!」(11月24日のブログより)

と、山下さんを支えるべく意気込んでいる。

阪口さんは12月18日~20日に開催予定のアンダーライブでセンターを務めることが決まった。乃木坂46では10カ月ぶりの有観客ライブでのパフォーマンスにファンから期待がかかりそうだ。これで26thシングルでは表題曲センターが山下さん、アンダー曲センターが阪口さんと決まり、「影のセンター」ともいえるアンダー曲センターも若様軍団で占められた。

そして若月さんは卒業後女優業に打ち込み、現在放送中のドラマ「共演NG」(テレビ東京系)で女優・篠塚美里を演じているが、第3話(11月9日放送)の中で美里が不倫スキャンダルに見舞われた様を熱演、この時のインパクトが強烈だったか放送後しばらく若月さんの公式サイトのサーバーがダウンするハプニングが起きた。以後もドラマの中では同じ若手女優の内田梢(小野花梨さん)と犬猿の仲で火花を散らす脇役として存在感を放っている。

後輩の才能見抜く「予言」

それぞれが上り調子になっているが、2年前の時点で各メンバーのポテンシャルを「見抜いて」いた若月さんの洞察力も一目置くに値する。若月さんは卒業発表後の18年10月のSHOWROOMで、3人の持ち味についてこう話していた。山下さんには

「美月はもう次世代の乃木坂を担うエースとして、頑張っていけるポテンシャルをたくさん持っているし、画面見ていても『美月ってやっぱり映えるな~』ってずっと感じていたので、軍団員って立場じゃなくても輝けるなぁと思います」

と話し、梅澤さんについては

「梅ちゃんは舞台とかも今年すごいやってて...既に貫禄というか、度胸がすごくあって、頑張らなきゃいけないってきっちり自分で決めたらそこに向かって折れることなくしっかりやっていく姿が格好いいなって純粋に思ったので、そこは心配ないかなって」

と仕事への姿勢を信頼し、阪口さんへは

「たまこは本当にね、私は絶対化けるって思ってるんですよ。たまちゃんはパフォーマンス面でダンスが上手いってこともあるし、ライブ中にモニターを見ていてもすごく表情も上手くて、『あっアイドルだ』って素で言っちゃうくらいなのよ。若いし、可愛さをアイドルとしてきっちり出せる人だと思ってて、絶対に乃木坂に欠かせない存在になると全国ツアーで確信しました」

とパフォーマンススキルを見抜いていた。ちなみに阪口さんのセンター抜擢を聞いた若月さんは、「すごいじゃん!楽しんでね!」とエールを送ったそうである(11月28日の阪口さんのSHOWROOMより)

以前からこの軍団を応援していたファンからは、相次ぐ吉報に「若様軍団が最強になってしまう」といった喜びの声も出ている。今後もアイドルファン以外へも爪痕を残していきそうな彼女たち、これからも気になる存在だ。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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