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家でもお店でも、ふらりとナチュラルワインを。角打ち酒屋「no.502」が世田谷エリアに誕生

  • 2020.12.6
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昨今、食通の間でブームとなっている「ナチュラルワイン」。外苑前のネオ角打ち酒屋「no.501」はナチュラルワインに特化したスポットとして人気だ。そんなスタイリッシュなネオ角打ち酒屋の2号店「no.502」が、地域密着型店舗として世田谷エリアに誕生。メニュー展開や店内ディスプレイには、「宇宙の流れに逆らわず、地球と自然を大切に」という願いが込められている。さらに、朝9時からオープンしているというから、ゆっくり起きた朝、ブランチで一杯…など、美味しい想像が膨らむばかり。ワインの購入、食事のテイクアウトだけでも利用可能なので、家でもお店でも、ふらりと飲みたい気分に寄り添ってくれる新店舗だ。

目利きのスタッフがおすすめのワインをサーブ

小田急小田原線の千歳船橋駅から徒歩5分。小学校や幼稚園、区民センターなどが立ち並ぶ閑静な住宅街にひっそりと佇む「no.502」。おしゃれな外苑前・青山エリアより人々の生活が近くにある2号店は「Genderless ,Borderless ,Ageless!」をコンセプトに、主婦やサラリーマン、親子連れまで、地元住民が気軽に立ち寄れるような仕掛けがちりばめられている。

外観は黒を基調としたシンプルモダンな印象。Harumari Inc.
初めて訪れる人は、外壁に装飾された「no.502」のロゴを目指して行きたい。Harumari Inc.

店内には国内外から厳選して取り寄せた自慢のナチュラルワインが、常時約100種類500本ラインナップされており、その並びは圧巻だ。こんなにあったらさすがにどれを注文していいのか悩む人も少なくないはずだ。

「ワインに詳しくない方は、ぜひスタッフまでお声がけください。お客様の好みや一緒に注文されるフードメニューに合わせて、最適なワインをご提案します」と語るのは、スタッフの田中美帆さん。今までナチュラルワインを飲んだことがないビギナーはもちろん、新しい銘柄にチャレンジしたいワインラバーまでをも満足させるおすすめの一杯を選んでくれる。スタッフさんに相談しながらワイン談義をするのもまたno.502ならではの楽しみ方だ。

地域密着店舗ということもあって、開店時間は朝の9時。隙間時間にサクッとティータイムが楽しめるよう、ワインだけでなくコーヒーや日本茶など、ドリンクメニューを豊富に展開している。

「この辺りは学校や幼稚園が多くて、お子様のお見送り・お迎えをするママさんの姿を多く見るんです。バタバタと忙しい、そんな毎日が続くからこそ、京都宇治で丁寧に栽培された日本茶を一度でいいから味わっていただきたいですね。まろやかな口当たりと芳醇な香りに、疲れた心と体がホッと癒されるはずです」と田中さんは言います。

ドリンクだけでなく、フードにも強いこだわりを持つ同店。有機野菜やサスティナブルシーフードを使用した2020年のヘルシー&エココンシャスな惣菜がショーケースに所狭しと並ぶ。もちろん、ワインとの相性も抜群だ。

「年齢、性別、国籍など関係なく、皆様にご満足いただけるよう、ビーガンやベジタリアンの方々にも対応したメニューを幅広く展開しています」とスタッフ田中さん。

フードメニューはテイクアウトすることも可能なので、お店の味を自宅で堪能できるのも嬉しい。

プラスチックゴミを出さないよう、テイクアウトを希望する人はマイボックスを用意して来るがこちらのルール。仮にマイボックスを忘れてしまったら、同店オリジナルのランチボックスを1回100円で貸し出してくれる。デポジット制度を採用しているため、ランチボックスを返却したタイミングで100円が返金されるという仕組みだ。

2階は温かみのある大人の隠れ家に

「no.502」は古民家をフルリノベーションしており、その空間デザインも魅力的だ。その魅力を存分に体感するなら、ゆったり寛げる2階は見逃せない。アンティークな木の質感と高い天井が印象的で、温かみのある空間が演出されている。

「7テーブル・14席の他に、キッズチェアも用意しているので小さなお子様連れでも安心してお越しいただけます」(田中さん)

なお、ベビーカーがある場合は折り畳んで1階で預けることが可能だ。

2階に上がると突如現れる巨大なオブジェ。「宇宙の流れに逆らわず、地球や自然を大切にする」という同店のコンセプトが鮮明に描かれている。

スタッフの田中さん曰く、「コルクの木は地球、緑の部分は人工的な自然、青は空、黄色や赤がさまざまな人種」を表しているのだそうだ。同店に訪れた際には、オブジェを眺めながらその世界観に浸ってほしい。

外観のシックな印象とは打って変わって、温かみのある落ち着いた空間を提供する「no.502」。知る人ぞ知る名店だけに、これからの“行きつけの店”として組み込んでみてはいかがだろう。

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