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大量の子ども写真はどうする!?思い出をキレイに残す写真整理のコツ

  • 2020.12.5
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秋の行楽や学校行事、さらにクリスマスやお正月など子どもの写真を撮りたい機会が増える時期になっています。スマホで簡単に写真が撮れるようになった時代、簡単に撮れるからこそどんどん写真が増えていきますよね。

とりあえず撮っておいても見返すことは中々ないかもしれません。さらにデータがいっぱいになって削除する必要にせまられたり、端末が壊れて写真が消えてしまったりするとせっかく撮った写真も台無しですよね。せっかく撮った写真を整理出来ないのはもったいないですね。上手に写真を整理する方法を知りましょう。

写真を撮ったら携帯に残したままの人が一番多い

撮った子どもの写真を皆はどうしているのでしょうか。

幼稚園の子どもがいるパパママに撮った写真をどうしているのかを聞いてみたところ、1位は「携帯電話に保存」で全体の47%でした。理由としては「携帯に保存しておけば祖父母などにすぐに送ることが出来る」「バックアップ機能を設定しているから、自動的にクラウドで保存してくれる」などのメリットを挙げる人もいました。

しかし、「面倒くさいので撮ったらそのままにしている。時々いらない写真を削除する程度」「プリントなどしたいけど面倒なのでやっていないだけ」など、特に意識をせずに携帯に保存しているという人が大多数でした。

メリットで挙げられた様にあえて携帯に保存しているわけではなければ、データが消えてしまう可能性や、大量になっていざ必要な時に探すことが大変になるということが起こり得るというわけです。

※小学館「幼稚園」4月号読者アンケート 1,000人回答(複数回答、総数2,096)

撮ったままにしているという家庭が一番多い様ですが、なぜ写真の整理が大変だと感じるのでしょうか。まずは原因を探ってみましょう。

(1) 写真の枚数が多い

フィルムカメラでは枚数が限定される上に現像するまではどんな写真なのかを確認することが出来ませんが、デジタルでは何枚も撮ることが出来る上に、失敗したものを消すことも簡単に出来ます。結果として撮った写真の量が大量になります。子どもの以外の写真が含まれていることもあり、写真の分別に時間がかかるということが写真整理を大変に感じる要因の一つです。

(2) 媒体が一つとは限らない

写真が多いことにもつながりますが、子どもの写真を撮るのは家族で一人だけとは限りません。パパ、ママがそれぞれ撮っていたり一緒にいた祖父母・ママ友などからも写真を送ってもらったり、スマホ以外の媒体でも撮っているかもしれません。色々なところに写真が混在することも、整理が大変になっている要因です。

(3) 印刷しなくても写真を見ることが出来る

撮った写真データは、いつでもプリントする必要なしにすぐに見ることが出来ます。写真にする手間を考えてそのままの状態にしている人も多いはずです。

こういった理由で写真整理から遠ざかっている人が多いのが現状の様です。

写真整理をするにあたっての心構えとは

写真整理の具体的な方法の前に、写真を整理したい気持ちはあるけど面倒そうな気がして重い腰が上がらない…という人の為に、写真整理する際の心構えをお伝えします。

(1) こまめに整理する

写真が大量にあり分別するのが大変、ということが一番整理する上でのネックとなっていることが分かりました。写真をためずにこまめに整理することが大切です。あらかじめ整理する曜日や日にち、月などを無理のない範囲で決めておきましょう。

(2) 無理をせず楽しむ

写真整理決めた日に始める様になったとしてもそれが苦痛になっては意味がありません。無理をせず、忙しい時や気がのらない時にはお休みすることも必要です。整理をして振り返ることで「写真整理が楽しい」と感じることが大切です。自分のペースをつかみ、ストレスのない方法で無理なく続けましょう。

(3) 現状を把握する

写真を整理する上での悩みを書き出すことで、現状を知ることが出来ます。「写真の媒体が複数ある」「人から送られた写真が整理出来ていない」「印刷していない」「印刷した写真(園や学校、友達からもらったものなど)があちこちにしまわれていて把握できていない」など。悩みが分かれば、その為の対策を取ることが出来る様になります。

写真整理のコツ

写真を整理するコツをご紹介します。

(1) 画像データは新しいものから整理する

写真を整理しようと思うと、時系列で古いものから始めがちです。しかし、整理する際は記憶が鮮明な直近1ヶ月など新しいものから始め、徐々に遡ると効率が良くなります。最初は大量なので大変かもしれませんが、慣れてくれば取捨選択も早くなり楽になっていきます。

(2) 写真の保存場所を決めておく

写真がアナログだった頃は、フィルムから現像した写真をまとめてアルバムなどにしていたと思います。同様にデジタルになった今でも、写真を保存する場所を決めておきましょう。家族で1つにまとめることで、整理がしやすくなります。保存場所は色々ありますが、「家族が誰でもアクセス出来る」「出し入れが簡単に出来る」ものを選び、撮りためた写真を定期的にそこへ保存するルールを決めておきます。

(3) クラウドサービスを利用する

最近のスマホは容量が大きくなっていますが、それでも端末に保存し続けると容量がいっぱいになってしまいます。USBやSDカードなども同様です。そこでクラウドを使ったサービスにアップロードすれば、一元管理がしやすくなりデータがなくなってしまうということも防げます。日付やキーワードで検索することも可能です。

(4) 残したい写真を選ぶことに時間を割く

写真を整理する際は、不要な写真の削除に時間をかけがちです。せっかく撮った写真を捨てると考えるとそれがストレスになる可能性があります。「大好きな写真を選ぶ」とポジティブにとらえれば、楽しく整理が出来るはずです。「これは絶対に残したい」という気持ちを大切にしましょう。

様々な写真の保存方法

整理した写真をどの様に残すかは、色々な方法があります。簡単に出来そうなもの、自分に合ったものを選びましょう。それぞれのオススメやコツをご紹介します。

(1) プリントする

写真にし、アルバムなどでまとめると見返しやすくなります。プリントは、写真店に持ち込む以外にも、自宅のプリンターで品質の良い写真をプリントすることが出来る様になりましたし、自宅で注文出来るアプリを安く利用する家庭も多い様です。中には、プリントする枚数を減らす為に、あらかじめアプリでコラージュ加工をしてからプリントするという方もいました。

アルバムは自分に合ったものを選ぶのが一番ですが、子どもが持ちやすい軽さ・収納場所に合うサイズ・置き場所に困らない様に厚すぎないものがオススメです。台紙に書き込めるもの、写真が増えたら台紙を増やせるものなど特徴も色々あります。時系列にまとめていくだけではなく、行事ごと・兄弟ごとなどで分けるのもいいですね。

整理収納アドバイザーのEmiさんオススメは、見開きで写真12枚が入るアルバムです。1ヶ月で見開き分だけ枚数を決めて写真を入れると続けやすいです。負担にならない量ですし、七五三・入学式などイベントの時には枚数を増やすなど臨機応変に対応していくのもいいでしょう。自分で無理なく出来る量を決めましょう。

(2) フォトブックを作る

今人気が高まっているのがフォトブックサービスです。プリントすることなくアルバムとして形に残すことが出来ます。人気の理由は「スキマ時間に簡単注文が出来る(スマホでも可)」「キレイに収納出来る」「場合によってはプリントするより安い」となっています。フォトブックアプリはたくさんありますが、いくつかご紹介します。

・nohana(ノハナ)

スマホで撮影した写真をアップロードすると、自動編集しオリジナルフォトブックを提案してくれます。人気の理由は、毎月1冊無料(送料は負担)でもらえます。14cm×2で28pというコンパクトサイズで見た目も可愛くお手軽です。アップロードした写真は期限や枚数に制限なく保存されるので、有料で追加購入しプレゼントする方も多い様です。
target="_blank" rel="noopener">https://nohana.jp/

・sarah(サラ)

2017年7月に開始した、比較的新しいサービスです。写真を選ぶと撮影日時や向きをアプリが判別して最適なレイアウトを提案してくれます。当日出荷も可能で、手早く簡単にフォトブックを手に入れたい方にオススメです。スクエアサイズとA5サイズの2種類を選択出来、高品質ながら270円からとコスパも良いです。
target="_blank" rel="noopener">https://sarah-book.jp/

・TOLOT(トロット)

写真をたくさん印刷したいという人にオススメで、A6文庫本サイズでは64ページのフォトブックが作れます。B6サイズもあります。デザインに凝ることも出来るので、こだわりたい方にぴったりです。カレンダーやポストカードなどラインナップも豊富で、子どもの写真を120%楽しむことが出来ます。
target="_blank" rel="noopener">https://sarah-book.jp/

・ALBUS(アルバス)

フォトアルバムではありませんが、Instagramの様なスクエア写真を無料で楽しめるのがプリントアプリALBUSです。毎月8枚まで無料でプリントしてくれるだけではなく、月1回リマインダー機能でお知らせしてくれるので忘れずに定期的なプリントをすることが出来ます。スクエア写真が入るアルバムも人気があり、合わせて利用する人も多い様です。ALBUS内でも写真を1年分収納出来る専用のアルバムが販売されています。
target="_blank" rel="noopener">https://albus.is/

(3) クラウドやハードに保存する

写真共有を簡単に行う、大量の写真を保存するにはクラウドサービスなどを利用するのがオススメです。プリントする写真を選んだ後、プリントしなかったものはこちらに保存しておくという使い方をする方も増えています。

どのくらいの容量があるかはサービスにより異なります。無料で使うことも可能ですが、いずれ有料版を視野に入れているなら料金プランが柔軟なもの・順次増やしていけるものを選びましょう。

「Googleフォト」はGoogleアカウントがあれば利用出来、無料版で15GBまで利用出来ます。「DropBox」は、無料版だと2GBとなり容量が少なめですが、写真以外にドキュメントやファイルの保存も可能なので全て一元管理したい人にはいいでしょう。

iPhoneユーザーの利用が多いのが「iCloud」です。iPhoneで撮影した写真は自動で保存されるので、いちいちアップロードするのが面倒という人にオススメです。

「OneDrive」はMicrosoft社製で、Excelなどのファイル保存が出来アップロードが簡単であるという利点があります。無料版は5GBとなります。

他にクラウドサービスではありませんが、バッファロー社の「おもいでばこ」は、スマホからだけではなくSDカードやビデオのムービーなどを全て保存出来る便利な一品です。保存方法はSDカード、wifi、HDMIケーブルなどで、ほとんど全ての媒体からデータ移行することが可能です。

容量は機種によりますが1~2TB(テラバイト)です。日付ごとに自動で整理され、同じデータが重複した時は重複検知機能で保存されません。運動会のビデオ、スマホの写真・動画など全てを集めて一気に整理出来る上に、テレビに映し出すことが出来る為家族全員で同時に楽しむことが出来ます。

筆者は、ママ友に勧められ数年前から「おもいでばこ」を利用しています。日付ごとに整理された写真・動画をカレンダーの様に見ることが出来るので検索しやすいです。子どもが産まれた時撮っていたムービーの容量がいっぱいになってきましたが、「おもいでばこ」に移すことで新しいものを撮影することが出来ています。

スマホの写真は、「おもいでばこ」には入っていますがプリントせずにそのままになっています。様々なプリントやフォトブックサービスがあるので、定期的に利用して残していきたいと思いました。紹介した以外にもたくさんのサービスがあるので、自分にあったものを見つけて活用してみてはいかがでしょうか。

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