1. トップ
  2. 恋愛
  3. 幸福度がUPする? “転勤妻”が引っ越し先で友達を作る社交術

幸福度がUPする? “転勤妻”が引っ越し先で友達を作る社交術

  • 2015.5.28
  • 1075 views

【ママからのご相談】

1歳の子どもがいるママです。主人の転勤に伴って、知人も親族もいない土地に引っ越してきました。主人も忙しく、知っている人がいないということで日を追うごとに寂しさが増して憂鬱になってきています。 どうすればいいでしょうか?

●A. まずはお店の店員さんなど、出会った人と笑顔でアイコンタクトと短い会話をすることを心がけてみましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。

誰も知っている方がいない土地への引越し、さぞかし大変だったと思います。お疲れ様です。知人や親族もいらっしゃらず、お子さんも小さく、ご主人もお忙しいということで孤独を感じることが多くて辛そうですね。

●社会との簡単な交わりで幸福度があがる

書籍『「幸せ」について知っておきたい5つのことNHK「幸福学」白熱教室』にこのような記述があります。

**********

最近、こんな調査結果が発表されました。スターバックスに入ろうとする人に声をかけ、こう伝えます。「あらかじめお金を用意しておいて、注文は手際よく。必要以上に店員と話さないように」

正直いって、私がコーヒーをテイクアウトするときなんてそんなものです。そして、別のグループには、反対に社交的に接するように頼んでみました。「店員とちゃんと交流するように。笑顔でアイ・コンタクトを取って短い会話を交わして」と。

その結果、店を出るころには、社交的になるよう言われた人々の幸福度の方がはるかに上がっていたのです。コーヒーを買うといった些細な交わりでも、その日の幸福感を高めることができるのです。

**********

最初から親密な関係を求めるとハードルが上がってしまいますが、簡単な交わりであっても幸福度を高めることができるので、少しずつ社会との接点を作っていきましょう。

●公園よりお店の方がハードルが低い

“公園デビュー”という言葉があるように、公園で知らない人に声をかけるのは簡単そうに見えてハードルが高いでしょう。相手に警戒され、そっけなくされたらますます傷ついてしまいますよね。

まずは、ファミレスや子連れで入れそうな喫茶店や買い物で入ったお店で、店員さんにアイコンタクトと短い会話を交わして幸福感をあげましょう。

●SNSのコミュニティグループも使えます

最近、FacebookなどのSNSでは地域の交流グループも増えています。私もSNSの地域グループがきっかけで、何人ものかたと知り合ったり、イベントに参加したり、店主の投稿されたお店に伺って交流を深めることもありました。

どこにいけば知り合いができるのかわからないのであれば、ぜひSNSでお住まいの地域のグループを検索してみてください。最初は眺めているだけでも、さまざまなイベントや地域のお店を知ることができます。お子さん連れで参加できそうなものもあるかもしれません。

グループの雰囲気が良ければ、思い切って自己紹介や教えてほしいことを書き込んでみるのもおすすめです。グループで何度か言葉を交わしていれば、実際に会ったときに前からの知り合いのように仲良くなれることも多いです。

----------

いかがだったでしょうか。慣れない場所での子育てで心細いかもしれませんが、簡単にできるこの方法で幸福感を高めて、少しずつお友達を作っていけるとよいですね。応援しています。

【参考文献】

・『「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室』NHK「幸福学」白熱教室制作班/エリザベス・ダン/ロバート・ビスワス=ディーナー・著

●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)

東京都在住36歳。短大卒業後、一般事務・専業主婦を経て、長男が1歳の時に建材メーカーに再就職し、総務・労務も担当する経理主任として8年勤務。現在は税理士事務所にて経理事務業務のほか、Webや雑誌にてライティングを行う。夫、小学5年生の男子、保育園児の5歳男子と暮らす。著書『仕事も子育ても自分もうまくいく!「働くママ」の時間術』日本実業出版社より出版、台湾版も発売中。

の記事をもっとみる