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知らないと損をする英会話術50:一瞬でネイティブになれる“Get”の使い方

  • 2020.11.29
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中学生で習う超基礎英語ほど、奥が深くておもしろい!今回は、英語ネイティブの“Get”の使い方をマスターしましょう!

「手に入れる」という意味の“Get”

まずは“Get”の基本イメージ。「○○をゲットする」と日本語でも使うように“Get”には「手に入れる、獲得する」という意味があります。

例)I am going to get a new tablet.

(新しいタブレットを買おうと思ってるの。)

Did you get my email?

(Eメール受け取った?)

自分から手に入れる場合にも、誰かからもらう受動的な場合にも使え、ほとんどの“Buy”(買う)、“Receive”(受け取る)のかわりに“Get”を使うことができます。

「○○の状態になる」という意味の“Get”

“Get”の後に形容詞を続けることで「○○の状態になる」という意味で日常会話ではよく使われます。

例)It is getting dark.

(暗くなってきたね。)

Shall we have lunch now, I am getting hungry.

(ランチ、今食べない?おなかがすいてきちゃった。)

Have you noticed that he got bigger?

(彼が太ってきたって気が付いた?)

「到着する」という意味の“Get”

日本語の「ゲットする」というイメージが強すぎると「??」と思いがちな使い方としては、“Get”には「到着する」という意味もあります。

例)How did you get there? By bus or walk?

(そこにどうやって行ったの?バス、それとも歩き?)

“Arrive”や “Reach”とほぼ同様の場面で使えますが、“Get”のほうがずっと話し言葉としては自然。そして、なんといっても簡単ですよね。

「わかる」という意味の“Get”

“Get”には「自分のものにする」というところから「わかる、理解する」という意味としても使われます。

例)Did you get it?

(わかった?)

Yes, I got it.

(うん、わかった。)

上級編:ワンランク上を目指す!ゲットの使い方

ここからはちょっとレベルアップ!学校では習わない、英語ネイティブが無意識に使っているワンランク上のフレーズをご紹介します。

Get to me(イライラさせられる)

“Get to ○○”で「○○をイライラさせる」というネガティブな意味で使われることが、話し言葉ではよくあります。“Annoy, Irritate”(イライラさせる、うっとうしい)とほぼ同じ意味ですが、“Get”というものすごくシンプルな単語で表現できるところがおもしろいですよね。

例)He really gets to me.(彼にイライラさせられる。)

Don’t let it get to you.(そんなこと気にしないで。)

Get to+動詞(○○する機会がある)

“Get to”の後に動詞を付けることで「○○する機会がある、○○することになる」というニュアンスが伝えられます。

例)My brother got to go to Africa for his work.

(兄は仕事の関係でアフリカに行く機会があった。)

また、“Get to know”で「知る機会がある=知り合いになる」という決まり文句としても使われます。

例)I got to know him when I was working in London.

(ロンドンで働いていたときに彼とは知り会ったの。)

使いまわしの効く万能ワードに注目!

英語ネイティブの日常会話で使われる単語数というのは思いのほか少なく、特に動詞は“Go”“Do”“Have”“Take”“Get”などの万能ワードを使いまわすことで、言いたいことが驚くほど表現できるようになります。難しい新しい英単語を覚えるより、気軽に使えるこれらの動詞を改めて意識してみることをおススメします。

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