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オニオングラタンスープって必須!?料理上手な義母との会話が苦痛で…

  • 2020.11.26
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料理が得意な義母。料理の話になると饒舌になり、カレーはスパイスを自分で調合する、ひき肉は自分で細かく叩くから塊肉を買うなどと、こだわりの調理法を教えてくれます。一方、私は料理が苦手。結婚してからはネットで簡単なレシピを調べ、最低限の手料理を作っているという状況で、義母は不満に思っているようです……。

オニオングラタンスープ事件

わが家は夫の実家の近くに住んでいるので、月に2度、夫の両親と共に昼食を食べています。洋食店に行ったとき、義母は当時1歳半の息子にオニオングラタンスープを頼もうとしました。

私が「作ったことがないので、食べさせたことがありません」と伝えると、義母は「え、オニオングラタンスープも作ったことないの?」と驚いた表情。そして息子に向かって「今度おばあちゃんが作ってあげるね」と言いました。

義母と料理の話をするのが苦痛に

野菜スープや味噌汁は毎日作っているので十分だと思っていましたが、努力不足だと指摘されたような気がしました。このことをきっかけにこれまで作ったことのない洋食や中華のレシピ本を買って作ったり、仕事が休みの日は常備菜を大量に作り置きしたり、私は常に料理のことを考えてしまうように。

そんな状況のなか、義母は会うたびに息子に「昨日の夜は何食べた?」「お母さんの作るごはんはおいしい?」などと聞いています。そして、夫が小さいころは手間ひまかけて三食作っていたので、夫は舌が肥えているという話も何度も聞かされていました。私は義母と料理の話をするのが苦痛でなりませんでした。

 

あれ? 賞味期限がやばい…

オニオングラタンスープの件から、3カ月ほど経ったときのこと。夫の実家でお寿司の出前をとって一緒に食べることになりました。義母が冷蔵庫からわさびのチューブを出してくれ、夫は「このわさび、いつもより辛くておいしい!」と言って食べていました。食事が終わって片付けていた際、私はわさびの賞味期限を見てびっくり! なんと、1年半も前に賞味期限切れになっていたのでした。

まだわさびは残っていましたが、義母に「もう空になっています」と声を掛け捨てました。料理の腕に自信を持っている義母でも完璧ではないと気付き、私は気持ちがラクに。わさびを食べた夫もその後、特に体調を崩すことはなくホッとしました。

料理上手な義母は尊敬していますし、見習うべき点がたくさんあります。でも義母も完璧ではないと知り、義母の発言すべてを真に受けなくてもいいんだと感じました。料理法のアドバイスなど、ありがたい言葉は真摯に受け止め、夫や息子に少しでもおいしい料理を食べてもらおうと思っています。

監修/助産師REIKO


著者:土田えり子

2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。

ベビーカレンダー編集部

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