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【パラレルキャリアって知ってる?】山中泰子さんの「サステナブル」な働き方

  • 2020.11.25
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リモートワークが一気に普及したことも後押しになり、従来のやり方にとらわれない働き方が注目されています。結婚や出産などのライフイベントに合わせて、柔軟に働く方法=「サステナブル」な働き方について考えてみましょう。

山中泰子さん

スタートアップ企業契約社員&3社業務請負
娘との時間・収入・キャリアアップ、すべて諦めません

「今の働き方を選んだのは、娘が小学校に入る前に自由な働き方に変えて、なるべく長い時間一緒にいてフォローしたり、習い事で可能性を広げてあげたいと思ったから。娘との時間を確保することは大事でしたが、働き方を変えても収入もキャリアアップも諦めたくないし、子どもの手が離れた後の自分の人生のためにも成長したい!という気持ちがあったので、契約社員+3社の業務を同時進行させています。人事の仕事は会社員として働いていると自分の貢献度が実感しづらいのですが、今は“制度設計”“スタートアップ時の人事全般”など明確なゴールがあるので貢献を実感でき、やりがいもあります。今の働き方ができているのは、マルチなスキルを身につけてきたからだと思います。今までのキャリアで採用、労務、総務、人事企画という人事全般のスキルを得たことで人事を全部任せてもらえるようになり、ある会社の起ち上げ時に執行役員として人事のほか、営業、WEBマーケティングなどの経験を積みました。実はピラティストレーナーの経験もあるんです。将来は生活や食、健康に密着した分野で社会貢献をする、次のステージを考えてみたいと思っています」

会社員から起業するまでの経歴・変化は?

’07年 大手人材系企業で人事担当
’13年 ゲーム系ベンチャー企業で人事責任者を担当
’16年 広告代理店ベンチャー企業で人事責任者を担当、副業開始
’19年 サブスクスタートアップ企業で人事立ち上げを担当、その他3社業務請負(採用労務、制度壁打ち、制度設計支援)

[会社員時代と変わった点]
時間の自由がきくようになり、子供との時間を確保できる。仕事のゴールが明確にあり、それに対しお手伝いすることが多いため、貢献を実感できる(企業の中だと人事はやって当たり前、なことが多いので)。そのぶん責任が重い、助けてもらえない、休めない、稼働量が多い時がある。

[収入の変化]
正社員時代の約30%アップ

普段の仕事はどのような内容?

仕事のモチベーションが上がるアイテム

アイテムに少しこだわるだけで、いつもよりもイキイキと♪

「仕事に常に持っていくのがルイ・ヴィトンのメガネケースと携帯ケース。メガネケースは母からのお下がりで、携帯ケースは夫からのお下がり。大切な人に見守られているような心強さを感じる、私のお守りアイテムです」

\山中さんからのアドバイス/

一社員の頃から将来につながるキャリア形成を意識する

「働き方の選択肢は広がっていますが、選択できる立場になれるかは自分の市場価値次第。働き方を変えたいと思った時にアピールできるスキルや経験を積んでおくことが重要です。自分から手を挙げて積極的に成長の機会を作る。人のご縁を大切に強い絆を作る。伸びている業界に身を置く。この3つが将来につながると思います」

撮影/中田陽子(MAETTICO) 取材/加藤みれい

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