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ドコモと小田急「XR技術」活用したプロジェクトデジタルと現実融合した「未来の新宿」

  • 2020.11.21
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小田急新宿駅の西口地上コンコースで開催「XR Collection&Museum」

小田急電鉄(東京都新宿区)とNTTドコモ(東京都千代田区)は、2020年11月より、東京・新宿の新たなまちづくりプロジェクト「XR シティ SHINJUKU」を始動させた。

第1弾として、11月18日~23日にVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの技術の総称「XR技術」を活用したコンテンツを、新宿で展開している。J-CASTトレンドは体験会に参加した。

スマホをかざすとファッションショー会場に

まず、本プロジェクトについてNTTドコモビジネスクリエーション部・XRビジネス推進担当部長の奥村浩之氏が説明に立った。デジタルと現実世界が融合した感動や期待にあふれる「未来の新宿」を実現するため、様々なコンテンツに取り組むと話し、「新宿の新たな魅力を発信していきたい」と意気込んだ。

小田急電鉄生活創造事業本部・課長の北島大氏は、「新宿を活動拠点にしている人に、新宿は楽しい街だと改めて知ってほしい」と話した。

記者は最初に、小田急新宿駅の西口地上コンコースで開催している「XR Collection&Museum」を体験した。スマートフォン(スマホ)に入れた無料専用アプリからQRコードを読み取り、該当エリアにスマホをかざすと、画面上にコンテンツが出現する。「XR Collection」では、何もない場所が一転、ファッションショー会場に「大変身」。文化ファッション大学院大学の学生がデザインしたカラフルな衣装を身にまとったモデルが、ランウェイを歩きだした。

「XR Museum」では、多摩美術大学の学生の作品が画面上に現れ、アート鑑賞ができる。まるでその場に実際に作品があるかのように、リアルに感じられた。

XRで出現するキャラクターと共に、ミッションをこなそう

続いて、新宿サザンテラスでXRアトラクション「XR Wonder Park」を体験した。スマホやタブレットにアプリをダウンロードして「物語の主人公」となり、XRで出現するキャラクターと共に、ミッションをこなしていく。サザンテラスのエリア内に全部で3種のミッションがあり、それぞれストーリー仕立てになっている。

アプリを起動すると、画面上に不思議な「歪み」が発生。タップするとオリジナルキャラやアイテムが出現し、指示されるミッションの遂行や、物語を鑑賞できる。

スマホを通すことで、目の前にある実際の木や生垣が喋り出したり、地面が浮き上がったり、巨大な「敵」が出現したりと、まさに現実とデジタルの融合が体験できる。1種につき約10分程度で完結するため、外の空気を感じながら手軽に楽しめた。

こちらは2020年12月27日まで開催している。事前に専用サイトから予約が必要となる。

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