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ジョージ・クルーニー、14人の親友への1億円プレゼントの真相

  • 2020.11.19
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ハリウッドを代表する俳優、ジョージ・クルーニー(59歳)。過去には、友人たちへ100万ドル(約1億400万円)という桁違いなプレゼントをしたことが話題になったけれど、これまで本人の口からその真相が語られることはなく…。ところが、それから3年ほどが経過した先日、当時の心境を自ら告白!

ジョージ・クルーニーの高額なプレゼントが初めて知られたのは2017年のこと。シンディ・クロフォードの夫で起業家のランディ・ガーバーがテレビ出演時に、彼と13人の友人が、4年前に100万ドルずつプレゼントされ、その贈与税も支払い済みだったことを話していた。友人の中には、空港のバーで働き生活費を稼いでいた人物もいたという。

友人たちに大金を贈った背景には、ジョージの熱い思いがあったよう。

「みんな辛い思いをしてきたし、今でも大変な思いをしている人もいる。もう子どものことや、住宅ローンの心配をする必要はない」「このお金は、誰か一人が受け取らないのであれば、全員にプレゼントすることをやめるつもり」。「私にとって、みんながどれだけ大切な友人か知ってほしい」。

そして先日公開された<GQ>のインタビューで、ついにジョージ自身が当時を振り返り!

「(妻の)アマルとは出会った後だったけど、まだ交際はしていなかった。私はシングルで、52歳くらいだったし、友人のほとんどが私よりも年上。あの頃は映画『ゼロ・グラビティ』の公開直前だったんだけれど、映画会社側が同作はコケると思っていたようで、固定のギャラを支払う代わりに興行収入の数パーセントを報酬として受け取ることになったんだ。結果的に、私にとってはこれが最高の出来事になった」

当時のジョージは家庭を築く予定もなかったため、そのお金で大切な友人たちに恩返しをしようと考えたという。

「今の私に残っているのは、35年間助けてくれた友人たちだけだと思ってね。お金に困っていたときは彼らのソファで寝泊りをしたし、お金を貸してもらったこともあった。みんなとても仲の良い友人で、何かあったらお互いに助け合っていたんだ。そんな彼らがいなければ、今の私は存在していない。そう思っていたから、事故にでもあったときのために彼らを遺言に入れていたほどだよ。でも、そんな事故を待つ必要がないと思った」

そして、14人の友人に100万ドルずつ配ることにしたジョージは、映画さながらの方法でプレゼントを贈る準備に入ることに。

まず、大金を引き出せる場所を探すところからスタート。すると、「詳細は明かせないれど、ロサンゼルスのダウンタウンに、お金を詰めた荷台がいくつもある場所」を見つけることに成功。

その後、「花屋」と書かれた古いバンを手に入れ、そのバンごとダウンタウンのビルのエレベーターに乗り、金庫室へ移動。バンにお金を積み、自ら準備しておいた14個のTUMIのスーツケースに100万ドルずつ分けたそう。この計画を知っていたのはアシスタントと、数名のボディガードのみで、「ボディガードはビビってたよ」とも。

その翌日にジョージの自宅に友人が集結した際、ジョージは世界地図を友人に見せながら、彼らのおかげで訪れることができた国を振り返ったという。そして彼らに、「そんな友人にどうやって恩返しをしたらいいと思う? あ、そうだ、100万ドルなんてどうかな?」と言い、スーツケースを開けるよう指示したということ。

映画さながらの方法で無事に感謝を伝えることができたジョージ。そんな彼を待っていたのは、さらなる幸せだったとも話した。

「この話が面白いのは、この出来事が起きたのが9月27日と28日だったということ。偶然にも、そのちょうど一年後の9月27日に私は結婚したんだよ」
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