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「ここの心霊情報はガセネタです」 とある廃墟に設置された看板、内容が別の意味で怖いと話題に

  • 2020.11.18
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廃墟や廃屋の近くに設置された看板。そこに書かれる文言といえば、「関係者以外立ち入り禁止」「危険なので入らないように」といったフレーズが一般的だろう。

一方、こちらの看板にはちょっと変わった注意書きがされている。

 心霊スポットではないらしいが......(以下、画像はえぬびー!(@enuenuenubi)さんより)

「心霊スポットではありません。ここの心霊情報はガセネタです。この建物は建築途中で倒産し、一度も人が住んだことはありません」

この看板の写真は、ツイッターユーザーのえぬびー!さんが2020年11月16日に投稿したものだ。

この看板についてツイッターでは、

「これをわざわざ書いて示さなきゃいけないあたり、管理者の苦労が忍ばれるな」
「建築途中でおじゃんという意味での『幽霊物件』ってかw」
「建築途中に倒産。それはそれでなにか出そうな...」

という声が寄せられている。

Jタウンネット記者は11月17日、投稿者のえぬびー!さんに詳しい話を聞いた。

こんな看板は「今まで見たことない」

普段から日本の廃墟や変わった場所を訪れて写真を撮っているというえぬびー!さん。こちらの看板は、11月上旬に旅先でたまたま見つけたものだという。

「看板の奥には建築途中で放置された、鉄骨がむき出しの廃墟がありました。その姿は周辺の紅葉と相まって不気味ながらも美しい光景でした」

 ボロボロの廃墟と紅葉......と謎の看板

看板について「そそる」とツイートした理由については、

「わざわざしっかりとした看板まで作って伝えようとしている内容が『心霊スポットの否定』という今まで見たことのないものでしたのでユニークで面白いなと思いました」

と説明した。

えぬびー!さんによれば、建築途中のまま放置されて廃墟になった建物というのは多く、取り立てて珍しいわけではないのが実情とのことだ。

「ただ、あくまで心霊スポット的に話を進めるのであれば、もしかしたらこの看板は何者かが用意したフェイクで、さらなる真相がこの先に眠っているのかもしれない...と考察してみても面白いかもしれないですね」

......なんとなく、背筋が冷たくなった気がするJタウンネット記者だった。

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