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まるで罪悪感ナシ? 夫が“嘘”をつく理由と対処法

  • 2015.5.26
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【女性からのご相談】

お付き合いして2年目の彼がいます。婚約しており、結婚準備をすすめていたところ、最近になって今までの彼の言動の中に嘘があったことがわかりました。それからというもの、彼の言うことが全て嘘ではないかと疑う自分がいます。 ショックで別れも考えました。平気でウソをつく人とこのまま夫婦になってもよいものか悩んでいます。どうしたらいいですか?

●A. 男性の”ウソ”が発覚したときは、責めずに“ウソ”に隠された背景に着目するようにしましょう。

ご相談ありがとうございます。藤じゅんです。

”ウソ”……これは人間関係で最も厄介な問題の一つではないでしょうか。“ウソ”は、つく側もつかれる側も、相当のエネルギーを消費しますよね。誰もが子どものころに両親から、「ウソはついちゃだめよ。怒らないから、ちゃんと本当のことをいうのよ」と言われているはずなのですが……。

それでも、私達人間は大人になるにつれ、良い意味での“ウソ”、そして悪い意味での“ウソ”を利用するようになります。恐らく、“ウソ”をついたことがない人なんていないのではないでしょうか?

そんな“ウソ”ですが、どうやら男性と女性の“ウソ”に隠れた気持ちには違いがあるようです。今回は、アメリカの心理学者であるドリー・ホランダーの著書を参考にしながら、男女間の“ウソ”の裏にある心理をのぞいていきたいと思います。

●男性の“ウソ”の裏に隠れる心理は?

“ウソ”は大きく3種類に分けられるとされています。

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(1)相手に対して悪意のある“ウソ”

(2)自分のプライドなどを守るための“ウソ”

(3)相手を気遣うための“ウソ”

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男性はこの3つの中でも、(2)の『自分のプライドなどを守るための“ウソ”』をつくことが多いそうです。

●男性が“ウソ”をつく理由は、女性のほぼ2倍!?

ここで、興味深い資料をご紹介します。ドリー・ホランダーは、男性がウソをつく理由は、女性の2倍だという調査結果を得たそうです。これは、女性と比べて男性は、“ウソ”を使い道の多い道具とみなしている傾向があることを意味します。

その使い道には次のようなものがあります。

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・衝突を避けるため

・悪事を隠すため

・問題を解決するため

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また、ドリー・ホランダーは、男性は女性よりも目先の利益のために臨機応変にウソをつく傾向にあり、加えて、“ウソ”で相手にショックを与えたことを気に病む男性は女性よりも少数だったと述べています。

さらに、男女の“ウソ”を分析すると、女性は相手の気持ちや関係を気遣って“ウソ”をつくことが多く、男性は自分の自由や自立を守るために、そうしがちだということが分かるとも教えてくれています。

●男性の中に隠されたもうひとつの心理は?

では、なぜ男性はいずれバレるであろう真実をわざわざウソでごまかすのでしょうか?

ドリー・ホランダーによると、それはズバリ、『女性の激しい怒りに触れるのが怖いからなのです!!』と究極の答えを出してくれています。この理由は男性も、しょせんは女性から産まれ、女性である母親に育てられてきたことに関係があるようです。男性にとって女性は強い存在なのですね。こう考えると、なんだか妙に納得させられませんか?

●夫婦になってからの“ウソ”に対する心構え

結婚して夫婦となってからの関係に“ウソ”がもたらす影響は、恋人時代と違って、より深刻な形で表れるのではないでしょうか。“ウソ”に、夫婦関係のベースである“信頼関係”を脅かさせてはいけません。

そのためには、妻である女性が何か“ウソ”が絡んでいそうな出来事に直面したとき、次の行動を参考にするようにしてほしいと思います。

・何か変だと思ったり、気付いたら、見て見ぬふりはしない

・自分の直感をある程度信じてみる

・隠されている事柄について相手とコミュ二ケーションを図る

・二人で過ごす時間を増やす

・事なかれ主義のぬるま湯から抜けだし、お互いの不平不満と向き合う

・“ウソ”の核心が判明したら、なぜそんな“ウソ”をついたのか理由を聞いてみる

●男性の“ウソ”に対する女性の気持ちの静め方

前述のとおり、男性と女性の“ウソ”についての捉え方には違いがあるようです。もちろん、どんな場面であっても“ウソ”をつかずに済むのであればそうするに越したことはありません。ですが、残念なことに人生において私たちは“ウソ”に遭遇してしまいますよね。

そんなときは、“ウソ”をついたこと自体に着眼して責めるのではなく、“ウソ”の目的やその背景に隠れている事実を見つけることをおススメします。そして、恋人間でも、夫婦間でも大切にしてほしいことがあります。それは、“ウソ”の問題点を見つけたら、お互いに“話し合う”のではなく、お互いの気持ちに耳を傾けて“聞きあう”姿勢を持つことです。

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自分の気持ちや考えをぶつけ合うのではなく、お互いの気持ちを聞いて、理解しようとする。このことこそが、冷静にこれからの二人の関係を一歩前進させるきっかけになると思います。反対に、これをしないと、二人の間から“ウソ”が完全に無くなる日は遠くなってしまうのではないのでしょうか……。

これらのご提案が、少しでもご相談者様のお役に立てばうれしく思います。

【参考文献】

・『男が女につく101の嘘』ドリーホランダー・著

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

二男二女(双子)の母。海外で出産した下3人は年子で双子。バリバリのキャリアウーマンに目指すはずだったが、結婚・出産・夫のニューヨーク転勤に伴い子育て中心の海外生活(6年間)を経て帰国。仕事から離れ、子育てを充実させようと奮闘する中で、ママ達のストレスを目の当たりにし、末子である双子の卒園を機にカウンセラーの資格を取得。以降、「ママの心の健康が大切」「ママが楽しければ子どもは幸せ」「夫婦は家族の原点」「夫との会話のススメ」「子どもが不登校になったら……」「子どもが反抗期の時は……」等、ママとなった女性の心のケア、結婚前の女性の相談に力を入れている。しかしながら、近頃は男性からの相談を通して「男性側の視点」も大切にし、どんなに小さい問題点も疎かにせず、専門分野外の「対人関係の悩み」に老若男女問わず、幅広く対応している。療法や定義に捕らわれず、日常生活の中から悩みを緩和させ、元気に明るく生きていけるようなアドバイスできる「家庭的で、身近なカウンセラー」を目標に日々精進中。