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暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」

  • 2020.11.16
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自宅にあった120年もの歴史がある蔵をリノベーションして作り上げたというお店を岐阜県大垣市の住宅街で見つけました。店内は3つの空間に分かれていて、コーヒーやお菓子を楽しめるほか、本を読んだり、日用品の買い物をすることも。喧騒を忘れ、ゆったり自分のための時間を過ごすことができますよ。

暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」
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120年受け継がれてきた蔵を残すために
暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」
ことりっぷ

岐阜県大垣市の住宅街の中にある「喫茶とちょうど品エントワ」は、昔ながらの土蔵を手入れして作り上げたというお店。店主である和田さんの父が、自宅の敷地内にあった歴史ある蔵を残したいと喫茶店にすることを発案し、それを受け継ぐ形で和田さんが喫茶店を始めました。

1階は珈琲とスイーツが楽しめる喫茶店
暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」
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蔵の1階部分は、コーヒーや和紅茶などこだわりの一杯を楽しめる喫茶店となっています。古い道具や本が並ぶ空間にはカウンター席もあり、店主の和田さんがコーヒーを淹れる様子を見ることも。コーヒー店に特注したオリジナルブレンドの豆を注文を受けてから挽き、ハンドドリップ。豆は焙煎の違いや産地の違いを楽しめるように数種類あります。ちょっと固めに仕上げたクラシカルなプリンなど、自家製スイーツと一緒に楽しんでみてください。

2階は緑と古道具に囲まれた本の空間
暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」
ことりっぷ

喫茶室の奥にある階段を上っていくと現れるのが、雑誌や書籍、文庫本など2000冊以上の本が集まる「本と旅する森の本屋」。もともとこの蔵に眠っていたという古い道具や家具を手入れしインテリアにしていて、蔵の雰囲気ともマッチしています。

暮らしの道具や蔵書に囲まれコーヒーを。岐阜・大垣「喫茶とちょうど品エントワ」
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ぜひお気に入りのソファや椅子、景色を見つけて、コーヒーを味わいながらのんびり過ごしてみてください。実際何時間も一人で過ごしていく…という人も多いのだそう。利用は時間制で、コーヒーなど喫茶を利用ごとに1時間無料、それ以降は60分300円で読書を楽しむことができます。

和田さんの愛用品を集めたセレクトショップ
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ことりっぷ

1階の喫茶店の奥には蔵と繋がった離れがあり、さまざまな日用品が並んでいます。セレクトのコンセプトは、シンプルで飽きのこないデザインで、職人の手仕事により作られた、長く使える品。和田さんが実際に使ったり、食べたりして、気に入ったものだけを置いていて、どの商品にも和田さんによるおすすめコメントが添えられています。

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ことりっぷ

さらに和田さんは自分の欲しいものがどうしても見つからない…というときには、作り手とコラボしてオリジナルの道具をプロデュースしてしまうことも。地元岐阜の工房にオリジナルで作ってもらったという木のプレートは、木目と曲線の美しさに見惚れる一品。シェーカーボックスを作っている工房に、ボックスの蓋を作る技術を応用して作ってもらったもので、ウォールナットやチェリーなど素材違いとサイズ違いもあります。

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