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自然派ワインと優しい味わいのフレンチが味わえる、自然派ビストロ〈Bistro11〉が学芸大学にニューオープン!

  • 2020.11.14
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長野の地産地消にこだわるフレンチレストラン〈オーベルジュ・エスポワール〉や、200種もの自然派ワインが楽しめる東京・目黒のビストロ〈メグロ アンジュール〉で経験を積んだ松浦真吾氏が、11月11日に学芸大学に自然派ビストロ〈Bistro11〉をオープン。日本各地の農家から直接仕入れる旬の産直食材や地方でしか味わえない調味料を使った料理に合わせて自然派ワインをいただく、松浦氏のこだわりの詰まった店舗です。オープンに先駆けて行われた、試食会をレポートします!

学芸大学駅から徒歩3分ほどの場所にオープン。

オープンキッチンとカウンターがメインで奥にテーブルが置かれた、全11席のこぢんまりとしていて居心地の良い店内。

上から吊り下げられた電球の色合いやテーブルに使われた古木の風合いなど、スタイリッシュでありながら温もりを感じさせます。

実は〈Bistro11〉という店名は、長身のオーナー夫妻が並んだ時のシルエットに由来しているのだとか。左がオーナーシェフの松浦氏。

器にもこだわっていて、陶芸家・石井啓一氏の器など何名かの陶芸家の器を使っているそう。“自然派”の雰囲気にぴったりですね。

「自然派ワイン」とは自然に寄り添うような製法で作られたワインのことで、有機栽培などぶどうの栽培方法や醸造時に使用する亜硫酸塩の使用量などが普通のワインとは異なります。

味は普通のワインより優しい味わいのものが多く、〈Bistro11〉の素材の味を活かした料理とよく合うのだそう。グラスは赤白2種ずつ、ボトルは20種以上取り揃えています。

お店の隅には、手作りされた梅干しや塩レモン、コーヒー焼酎、酵素ジュースの瓶が置かれています。全てドリンクに使用される素材です。

自然派ワインとともに、お料理4品とデザートを試食。

まず1皿目は、「お惣菜の盛り合わせ」(1人前・1,200円)。メニューは日によって変わるそうで、この日は手前右から時計回りに、ブルーチーズと柿のサラダ、レバームース、しめ鯖のポテトサラダ、キャロットラペ、白子の茶碗蒸し。

1皿で5種ものお惣菜が楽しめて食べ飽きません。ブルーチーズと柿のサラダは、歯応えがあってみずみずしい柿とクセのあるブルーチーズとの意外な相性に驚かされました。

しめ鯖のポテトサラダは、しめ鯖の爽やかな酸味でポテトサラダをさっぱりといただけます。

ドリンクでいただいた自然派ワインはクセのない優しい味わいで、料理の味を邪魔せずスルスル飲めてしまいます。

2皿目は、「魚介とゴボウのリゾット」(1,900円)。魚介の旨味と野生味あふれるゴボウの風味を味わえます。ゴロゴロと入ったエビやハマグリ、魚の切身など素材がどれも大きくて、贅沢感たっぷり。

3皿目は、「季節野菜と豚肉のロティ」(2,300円)。山形県産の豚肉に低温でゆっくりと火を入れて、ジューシーで柔らかく仕上げています。

4皿目は、「ハーブポテトフライ」(600円)。タイムやローズマリーなどのハーブ類とともにじゃがいもをじっくり低温で加熱することで、ハーブの香りたっぷりのポテトフライに。

試食では、「季節野菜と豚肉のロティ」と「ハーブポテトフライ」を同じお皿でいただきました。豚肉は肉厚で、噛み締めるたびに口の中で脂がジュワッとあふれ出します。

ポテトもシンプルな味ながらハーブの香りたっぷりで、後を引きます。

デザートは、「白いんげん豆のモンブラン」(800円)。焼きメレンゲの上に、濃厚でクリーミーな食感の白いんげん豆のペーストを絞っています。長野のレストランにいた時に地元食材の白いんげん豆を知り、何かに使えないかと考えてこのメニューを考案したそう。

すり潰した豆のペーストは独特な食感で、中に入ったサクッとしたメレンゲとの食感の対比を楽しめます。デザートでも控えめで自然な甘味なので、ペロリと食べられてしまいました。

ビストロというとフレンチの濃厚な味の料理を想像しがちですが、ここのお料理は素材を活かしたどれも優しい味わい。普通のビストロに飽きた方は、ぜひ〈Bistro11〉で各地の産直素材や和の食材を取り入れた優しい味のフレンチを自然派ワインとともに味わってみてくださいね。

〈Bistro11〉
東京都目黒区鷹番3-7-13
03-6412-8223
17:00〜24:00(23:30LO)、土日11:30〜
不定休
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