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日本各地の“植物の恵み”をスキンケアに。〈Coyori〉から「美容液オイル―雪―」が生まれた理由。

  • 2020.11.12
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Hanako本誌連載「Hanako Beauty Skin Care あのコスメが生まれた理由」を掲載。今回は〈Coyori〉から「美容液オイル―雪―」が生まれた理由をご紹介します。

日本各地から集めた植物の恵みをスキンケアに。

日本の多種多様な植物をつむいでコスメを作りたい、コスメの原料生産者である日本の農家とユーザーの間に絆をつむぎたい。そんな願いから生まれたコスメブランド〝Coyori〞から、冬用の美容液オイルが発売される。

「Coyoriは、高機能&自然派のエイジングケアブランド。機能面では肌の皮脂と水分のバランスに着目し、成分や処方を工夫していますみなさんご存じのように、美肌のためには皮脂と水分のバランスが重要です。しかし皮脂は、年齢を重ねるとともに量と質が低下。皮脂が減れば水分も蒸散しやすくなり、カサカサでくしゃっとした年齢肌になってしまうのです」(ジモス Coyori PR・小川未希さん)

そこでキーアイテムとして、オイルと美容液の2層になった美容液オイルを開発。「オイル層は皮脂に近づくよう、ツバキ種子油やコメヌカ油など、4種類の植物オイルを独自のブレンドで配合しています。美容液層は23種もの和漢・植物エキスを配合し、年齢とともに進行する乾燥をケア。季節の肌悩みに合わせた植物成分も入っています。今回リリースする冬用の〝美容液オイル―雪―〞開発に当たっては、乾燥によって衰えがちな肌のバリア機能に着目。クロノシャルディというシャルドネの果実エキスや、保湿力の高いヤマブドウ樹液を配合しています」

機能のほかにもうひとつCoyoriが大切にしているのが、国産植物へのこだわり。「四季がはっきりしていて地形もバラエティ豊富な日本には、約700種もの植物が生きています。中には美容と健康に役立つけれど、まだよく知られていない植物もたくさんあるはず。そこで私たちは全国各地から、さまざまな植物の情報を集めています。その中でこれは、というものがあったら現地へ行ってお話を伺ったり、栽培地を見せてもらったりしているんです。今回配合したヤマブドウ樹液も、そんなお宝植物のひとつ。雪深い岩手県久慈の冬を越え、春先の2週間しか採取できないとびきり希少なエキスで、保湿力が抜群なんですよ」

美容液層のほのかな黄色は、成分の自然な色。あえて添加物を入れて透明にすることなく、肌に優しい処方を実現している。「白濁するまでよく振ってから肌になじませると、オイルなのに軽く浸透して肌が柔らかくなるのを感じられます。雪の下でも力強く生き続けるブドウの生命力を取り入れ、乾燥に負けないみずみずしい肌をキープできるはずです」

肌のバリア機能をサポートしてくれる。

美容液オイルを使う前には、化粧水で水分をしっかり補って。玉造温泉の温泉水を50%、6種の和漢・植物エキスを配合。高保湿温泉化粧水しっとり100ml 3,143円(Coyori)。

冬は、イベント続きだったり寒くて寝つきが悪かったりで睡眠不足に陥りがち。すると体内時計が乱れ、肌のバリア機能が低下。クロノシャルディのエキスは、そんな肌のバリア機能をサポートしてくれる。

Brand Profile/〈Coyori〉

姉妹ブランドに寄せられた、「肌に優しいスキンケアが欲しい」という声に応え、2010年に誕生したブランド。季節ごとの肌悩みに合わせた美容液オイルのほか、温泉水配合の化粧水、沖縄の海泥を使ったパック、天然植物オイルを配合したベースメイクなどが人気。

(Hanako1190号掲載/photo:MEGUMI styling:Momoko Miyata text:Yumiko Kazama)

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