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自分と同じレベルの相手としか結ばれない?結婚できる男女は同レベル【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.74】

  • 2020.11.11
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結婚に至る男と女は釣り合っているもの。

たいてい「自分と同じレベルの相手」としか結ばれないようにできているのよ。

 

もし理想の相手とカップルになれたとしても、自分と見合ってないレベルの相手とはやはり続かない……。

今回の恋愛スパルタ塾は「同じレベルの相手じゃないとうまくいかない理由」についてレクチャーするよ。

その1 .「お金の価値観が合わないとムリ」

価値観なんて育った環境や状況が違えばおのおの違うもの。

でも結婚生活には大事な価値観の種類もある。それは金銭感覚!!これに差があるとめちゃめちゃ厳しい。

たとえ大好きな相手と結ばれたとしても、生活していくのに必要な価値観というものは釣り合わなけりゃ破綻するね。

もし、結婚相手が「お金の心配はさせない、俺が一生養う」と言ってくれるような男なら問題ないだろうけど……イマドキの結婚はお金の面で互いが協力し合わないと生活が成り立たないことも多いからね。

食へのこだわりが強すぎる、趣味や車へのお金の掛け方がパンパない……など、自分の物欲を我慢しない、金額に無頓着だと一緒にいてもケンカは耐えなくなる。

 

金銭感覚は「同じくらいのレベル」でないと!!

逆に財布の紐が堅すぎてお金の使い方に神経質な相手でもうまくいかないだろうね。

お金を使わない人はホント使わないから……。二人が互いに「お金は使いたくない」という倹約家ならいいけど、お金を使うことで得られる幸せや満足感もあるからね。

外出先や買い物などお金を使うさまざまなシーンで

「ファミレスでいいだろ」

「もったいない」

「前のやつでじゅうぶんじゃないか!」

なんてイチイチ言われたらたまらない。

自分のこれまでの“生活レベルや水準をさげる”って相当なストレスになるもの。

話し合って妥協点を見いだせればいいけど、お金の価値観の違いなんてそう簡単に折り合いなんてつかない。

神崎桃子から言わせれば、結婚生活は一方が“シャネラー”で、一方が“しまらー”でいい、と言うわけにはいかないのよ(笑)

2人が揃って、じゃないと!

その2 .「教養、話が噛み合わないとムリ」

教養や物事の捉え方のレベルがある程度一致してないと結婚生活では不満が募る。

教養って言っても一概に学歴というわけじゃなく、経験や知識に基づいた考え方や身についてる常識みたいなもの。

それが釣り合ってる相手だと本当にラク。

だって“話が噛み合わない”と人間ってイライラしちゃうでしょ?

会話のコミュニケーションは男と女が付き合う上でも、生活していく上でもなくてはならないもの。

もし、経験や常識のレベルにギャップがあると会話してても絶対につまらなくなる。

一方は「え?こんな事も知らないの?」「こんなこともわからないの?」と相手を見下し、一方はコンプレックスを感じて会話するのが億劫になってゆく。

加えて思考力、頭の働かせ方に差があると、男と女というより上下関係になってしまいパワーバランスがおかしくなる!

仕事じゃないのにどちらかがレベルを上げたり下げたりして合わせるのは疲れてくるもの……。

やはり男と女は同じくらいのレベルじゃないと。

そこにズレがあると「ツーカーの仲」にはなれないよ。

あ、「ツーカーの仲」っていうのは「ツーと言えばカー」の語源で、こちらの意思がすぐ相手に伝わる、気心が通じ合う間柄のこと。

例えば「○○つうことだ」とひとこと言えば、詳しく内容を話していないのにもかかわらず、相手には「そうかあ」と頷いて理解してもらえる。

よく長年付き合ってるカップルや夫婦が「あれあれ」というと「あぁ、あれな」とやってるでしょう?(笑)

イチイチ説明しなくともわかってくれる相手だからこそ居心地がよくて長続きするの。

釣り合いが取れる相手というのは多くを語らずともちゃんと思いが通じる仲なんだよ。

その3 .「需要と供給が合わないとムリ」

「美女と野獣」なんてよく言われるけど、世の中には一見「不釣り合い」だとか「レベルに差がある」なんてカップルが存在するよね。

キモメンやブサメンが美女を連れているとか、オッサンが若い女と結婚したとか……(笑)

そんな見た目は“差がありそうなカップル”や“格差婚といわれる夫婦”でも実はちゃんと釣り合ってる。

それは互いが相手に望んでるものを与えているから。

外見上のスペックの高さを持っている人とそうでもない相手……。

でもその相手の容姿はイマイチでも社会的地位や財産があるかもしれない。

たまに「金に釣られたんじゃない?」とか「美貌に目が眩んだんじゃないの?」とか周りに言われるカップルでも需要と供給が成り立っていれば結局同レベル。

一方に経済的な豊かさがなくったって、外見的豊かさだとか内面的豊かさがあればいいって話。

男も女もそれなりに納得する何かを与えたり貰ってるから続くの。

だからもし「ハイスペックな男と結婚したい」と望む婚活女性なら相手の望むものを供給できる女でないとね。

あなたが、なにかを欲しがれば相手もそれに見合う対価がほしいわけ。

相手からも自分に見合う“なにか”を求められるんだよ。

そんな補足ができる関係ならば釣り合いは取れる。

相手がもってないスペックを自分がもっているかどうか。それが与えられたら同レベルだね。

【神崎桃子の恋愛説法:夫婦は戦友!男と女のレベルは似たり寄ったりでないと続かない】

結婚においては、自分のレベル以下でもそれ以上でも釣り合わない。

もし仮に、ランク違いの相手と付き合ったとしても、必ずどこかで無理が生じて長続きすることはない……。

夫婦はある意味「親友」であり「戦友」でなくてはならないもの。

同格の相手とじゃないと、結婚というミッションは果たせない。

一緒に生活するにあたりこれから出てくる家族の問題や子育てに協力しあって戦ってなどいけないのよ。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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