日本がアジア1位?!「女性にとって最高の国ランキング」

2020年最新版の「女性にとって最高の国ランキング」が発表されました。毎年発表されるこのランキング、今年の1位はどの国だったのでしょうか。また、日本は何位にランクインしているのでしょうか。

U.S.Newsは毎年、アンケートをもとに「最高の国ランキング」を発表しています。このアンケート結果を、女性回答者に絞って再集計したものが、「女性にとって最高の国ランキング」です。

評価は次の9つの項目のスコアから算出されます。

・冒険
・市民権
・文化的影響度
・事業性
・文化・自然環境遺産
・移民
・ビジネスのオープン性
・パワー
・生活の質（クオリティオブライフ）

今年は全73ヵ国のランキングが発表されました。

2020年、女性にとって最高の国として選ばれたのはデンマーク、日本は全体で18位とアジアでは最も高い順位となりました。

ちなみに、Top5は次の通りです。

1.デンマーク
2.スウェーデン
3.オランダ
4.ノルウェー
5.カナダ

上位は北欧の国が独占しています。北欧ならではの美しい街並みや雑貨類に見られる美意識、深い歴史といったユニークな文化が評価された結果と言えるかもしれません。

性別を区別しない「最高の国ランキング」Top5は次のとおりです。

1.スイス
2.カナダ
3.日本
4.ドイツ
5.オーストラリア

日本は3位、女性版トップのデンマークは13位と、どちらも大きく異なる順位となっています。

全体のランキングでは、特に「事業性」や「市民権」といった項目が高評価の国が上位にあるのに対し、女性のランキングでは「ビジネスのオープン性」「生活の質」などで高評価を受けた国が上位になりました。

日本は特に「事業性」が高評価であったため、全体のランキングと女性のランキングでの順位に差が生じていると考えられます。

「女性にとって最高の国ランキング」において、日本は比較的高めの順位だったものの、上位国に比べ「生活の質」や「ビジネスのオープン性」が低いという傾向が見られました。

日本の女性がもっと幸せに暮らすためには、女性の社会的地位の向上や、子育て環境・福祉制度の改善が大きな課題となるかもしれません。

文・Mayu