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【佐々木依里のメディテーションジャーニー】瞑想の世界へようこそ

  • 2020.11.11
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瞑想と聞いて、難しい、無になるべき、訓練が必要だと想像するそんな時代は終わった。

今では、オンライン瞑想クラスが世界各国の様々な言語で配信され、人々のメンタルヘルスを支え、なんと瞑想アプリまで登場したのだ。瞑想新時代といってもいい。

この連載では、瞑想の基礎的なことから、瞑想に適した環境、実践、そしてマインドフルネスについて、心の筋トレ、瞑想の始め方、ブレスワーク、自己肯定感を養う瞑想、伝統的な瞑想から現代的な瞑想まで幅広くご紹介してこうと思う。

瞑想家として活動する私と瞑想の出会い

私が瞑想に出会ったのは11歳の時、幼なじみの死を体験し、命とは? 肉体とは? という疑問に答えるべく、姉に与えられた本が「チベット死者の書」だった。枕経と呼ばれ人はどこから来て、どこへいくのか死生観にまつわることが書かれた経典だった。瞑想の世界ではこんな言葉がある、「生徒の準備ができれば、師は現れる」私はこうして11歳から瞑想の世界に触れることになった。

瞑想でコロナを乗り越えた

2020年4月コロナが猛威を振るい、「STAY HOME」自宅で過ごすことを余儀なくされた。世界がこんなことになるなんて誰が想像しただろう。

緊急事態宣言が発令される1カ月前に私は、あるミッションにチャレンジしていた。毎日欠かさない瞑想を365日チャレンジと名付け、SNSで配信していた。チャレンジがいよいよ終盤を迎え、最後の1カ月になり特別に毎日インスタライブで瞑想を生配信していた。

ライブ視聴者は私のガイドに合わせて瞑想をする、まず呼吸を整え、やがて感覚を制御し、思考を制御し、静寂の中へと没入し、本来の自分に出会っていく。

そして、1ヶ月間の連続瞑想を終えた数日後、緊急事態宣言が発令された。

人々が不安と混乱に怯える中、私は確かな変化を感じていた。それは瞑想ライブに参加してくれたSNSのフォロワーさんから届くダイレクトメッセージだった。「STAY HOMEで瞑想をして自分を落ち着かせています。」「瞑想のお陰か、不思議なことにこんな状況下でも心が動じていません」「せっかくの機会なので自分の人生を考えなおしています」などの感想が届いた。あれから半年以上たった今でも、瞑想を通して訪れた人生の変化の報告をいただく。困難な時こそ自分の内側に向き合い、弱さや恐れをつぶさに見つめる必要がある。それを瞑想を通して実践しているのだ。

継続は力なり

瞑想には様々な効果があるといわれている。しかし、それを目的とはしないで欲しいところ。あくまでも、ただ座る、ただする。

例えば英会話を習う時、英語の上達は手段ではあるが目的ではない。英会話の目的は、英語の精度よりも自分の意見を違う言語を通して発信するとか、多くの人とコミュニケーションをとるための手段であり、英語を完璧にすることではないはず。

それと同じように瞑想も、瞑想を極めて完璧にすること自体には意味がない。

それよりもむしろ、瞑想を通して鍛えられた心でいかに生きるかに意味がある。

どれほどの思いやりを人生の中で発揮できるか

鍛えられた心で、自分の感情といかに向き合うのか

物事を肯定的に捉え直す力を養っていくか など

さぁ、これから瞑想の世界へとご案内していく。それは、あなた自身の心の世界であり、世界のすべてでもある。心は体に現れ、体は行動に現れる。

BODY・MIND・SPIRITが表す本当の意味を、自身の体で体験していこう!

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