1. トップ
  2. スキンケア
  3. 唇の乾燥を長引かせない!皮膚科医が教える4つのチェックポイント

唇の乾燥を長引かせない!皮膚科医が教える4つのチェックポイント

  • 2020.11.11
  • 5385 views

空気が乾燥する冬に起こりやすいトラブルのひとつが、唇の荒れ。長引きがちな冬のガサガサな唇を素早く治す、4つのポイントを皮膚科医が明かした。(フロントロウ編集部)

荒れた唇とサヨナラするために重要な4つのポイント

ほかの部分にくらべて皮膚が薄い唇は、皮が剥けたり、ひび割れたりといった荒れが起こりやすいパーツ。とくに乾燥シーズンになると、治るのに時間がかかることも。でも皮膚科医によると、唇の荒れが治らないのは、日ごろのメイクやケアが原因であることも少なくないという。

画像: 荒れた唇とサヨナラするために重要な4つのポイント

唇の荒れや乾燥を長引かせないにはどうしたらいいのか、皮膚科医が気を付けるべきと話すポイントを4つご紹介。

唇を舐めない

画像: 唇を舐めない

唇が荒れてカサカサしているときには、舌で舐めると一時的にうるおう気がするけれど、じつはこれは逆効果。

米New York Magazine誌が選ぶベストドクターに過去4回も選ばれている有名皮膚科専門医であるランス・ブラウン医師は、「唇を舐めると唾液が唇につくが、この唾液が蒸発するときに唇の水分も一緒に蒸発してしまうため、より乾燥が悪化してしまう」と米Selfに説明。また、唇を噛んだり皮を剥いたりすることも唇により刺激を与えることになるため、とくに唇が荒れているときには避けるべきだという。

マットではなくツヤのある口紅を選ぶ

画像: マットではなくツヤのある口紅を選ぶ

マットに仕上がるリップは、質感がオシャレで秋冬メイクにもピッタリだけれど、油分が少なく保湿力が低いため、唇の荒れを悪化させることがあるそう。そのためニューヨークの有名皮膚科医であるデブラ・ジャリマン医師は、「保湿力の高い口紅やリップグロスを使って乾燥を防ぐよう心がけて」とアドバイス。唇が荒れていてもリップメイクがしたいときは、マットタイプはお休みして、ツヤのあるタイプを選んでみて。

リップクリームはオイル成分が多いものを選ぶ

画像: リップクリームはオイル成分が多いものを選ぶ

唇が荒れていると、リップクリームやリップバームなどのリップケア製品がとくに手放せないけれど、どんな成分が配合されているかチェックすることも大切。ブラウン医師は、アーモンドオイルやホホバオイル、ココナッツオイル、シアバターなど保湿力の高いオイルベースのリップケア製品を選ぶと荒れが悪化せずしっかり保湿されると話し、さらに唇の水分の蒸発を防ぐワセリンを重ねるよう勧めた。

また、なかにはできれば避けたほうがいい成分もあるそうで、ジャリマン医師は、「メントールやフェノール、ショウノウといった成分は刺激が強く、唇の乾燥を悪化させてしまうことがある」と明かした。

スキンケア製品にも注意する

画像: スキンケア製品にも注意する

意外と見落としがちなのが、肌に塗っているスキンケア製品。このスキンケア製品が唇に触れることで荒れが悪化することもあるという。ジャリマン医師は、グリコール酸やサリチル酸、レチノールなどの成分は敏感な唇に塗ってしまうと乾燥や炎症の原因となることがあると明かし、この成分がついた手で唇に触れないよう忠告。唇の乾燥が気になる人は、一度スキンケアの成分をチェックした方が良さそう。

皮膚科医が明かした、唇が荒れているときに気を付けるべき4つのポイント。唇がカサカサしているなと思ったら、ぜひ心がけてみて。(フロントロウ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる