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効果抜群!玉ねぎが目にしみない方法4選

  • 2020.11.11
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ハンバーグに肉じゃが、ポトフにチキンライス…おいしい食事を引き立てる名脇役と言えば、玉ねぎでしょう。甘味と独特の旨味を持つ玉ねぎは、数々の料理に欠かせない万能野菜ともいうべき食べ物です。しかし、玉ねぎには無視できない欠点があります。それは、切るときに目にしみて大変痛いという点です。

そこで今回は、玉ねぎを切る際、目にしみないで切る方法を4つ厳選してご紹介します。

■玉ねぎを切るときに涙が出る理由

玉ねぎを切るときに目にしみて涙が出るのは、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という物質の影響です。硫化アリルは揮発しやすく、玉ねぎを切った断面から空気中に散らばるのですが、これが目に入ると粘膜を刺激し、強い痛みを感じさせ、涙が出るのです。玉ねぎを切っても目にしみないようにするためには、この硫化アリルを目の粘膜に触れさせないことが大切です。

■決定版!玉ねぎが目にしみない方法4選

●レンジで加熱してから切る

硫化アリルは熱に弱く加熱でなくなる、もしくは弱くなるという性質があります。そのため、玉ねぎを切る前に電子レンジで1〜2分程度加熱するだけで、涙が出にくくなります。

●冷蔵庫で冷やしてから切る

硫化アリルは揮発性が大変高いのですが、玉ねぎ自体の温度を下げると、揮発しにくくなります。玉ねぎを切る10〜30分前から冷蔵庫で冷やしておくだけで、切った時の目の痛みが大きく軽減されます。

●ガムを噛みながら切る

硫化アリルは水に溶けやすい性質を持っています。これが目に入り涙と結合することで目の粘膜を刺激するのです。しかし、ガムを噛むと唾液の分泌が促進され、涙ではなく唾液と結合します。結果として、硫化アリルが目に届くのを阻むことができます。

●換気扇や扇風機の近くで切る

空気中に散った硫化アリルを飛ばしてしまうという方法もあります。換気扇で外へ逃したり、扇風機で自分と反対方向へ空気を流すことで、目への刺激が軽減されます。

■もう涙とはサヨナラ!

玉ねぎの刺激は、料理をする人にとって共通の悩みの種ともいうべきものでした。しかし、涙が出る理由とその対策を知っていれば、これ以上痛みに悩まされることもありません。自分に合った対策方法を取り入れ、より快適なお料理タイムを楽しんでください。

文・Mayu

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