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クシャミが引き金に!? “ぎっくり腰”の再発を予防するポイント3つ

  • 2015.5.25
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【男性からのご相談】

先日のこと、しゃがんだときにクシャミをしただけなのに、全身に激痛が走り動けなくなってしまいました。救急車のお世話になって病院で受けた診断が“ぎっくり腰”。 3日間入院して、鎮痛剤やフィジオケアのおかげで社会復帰しましたが、担当医が繰り返し、「ぎっくり腰は癖になるから気をつけろ」と言っていたのが気になります。

しゃがまずに立ったまま生活することも、クシャミを止めることもできませんし、きっかけはそれだけではないはず。いったいどう気をつければぎっくり腰を再発させず、癖にもせずにすむのでしょうか?

●A. 日常生活の中で3つのことに注意するだけで、ぎっくり腰の再発をある程度防ぐことができます。

こんにちは。海外在住プロママライターのさとうあきこです。

身動きできない、寝返りすら打てない、呼吸するのもおしゃべりするのも苦痛。そんな激痛に襲われることもある“ぎっくり腰”は、どんな年代のどの性別にも等しく起こる可能性のある症状です。

ぎっくり腰の恐ろしさはそのときの痛さだけでなく、いったん痛みが治まっても再び発症する可能性が高いところにもあります。腰痛は、人が二足歩行をする以上、避けられないという説もありますが、ぎっくり腰は以下にあげた3つの注意点に気をつけることで、ある程度は防ぐことができます。

●ぎっくり腰の予防法3つ

●(1)腰の固定

ぎっくり腰の治療法として、“コルセット固定”は多くの患者が行います。ただ、症状が軽くなると外してしまいますね。

このコルセットを普段の生活でできる限りつけ続けることが、ぎっくり腰の予防になります。腰に負担がかかるのを防いでくれるのはもちろんですし、コルセットの存在感が、腰への注意を喚起してくれるのも大きな助けとなります。

がっちりと固定するコルセットなんてずっとしてられないという方でも、簡単なベルトタイプのもので腰を締めているだけでも何もしないよりは効果があります。

●(2)定期的な予防的治療

ツラいときに痛みから救ってくれた、“フィジオテラピー”、“マッサージ”、“鍼灸(しんきゅう)”などの治療のための通院も、痛みが遠のくと同時に足も遠のいてしまいます。

ぎっくり腰になりやすい人の体は、負担のかかりやすいポイントがあったり、筋肉や骨格に偏りや歪みが生じやすいという特徴があります。

自分ではケアしきれないこれらのぎっくり腰の原因を減らすために、月に数回程度の予防的治療を受け続けることが、ぎっくり腰の再発予防につながります。

治療法は、自分の体や都合にあったものを選びましょう。

●(3)姿勢の見直し

“座る・立つ・歩く”などの基本姿勢を見直しましょう。正しい姿勢をとるだけで、腰痛の発生はかなり減ります。

特に、座り仕事や立ち仕事などに偏っている人は、姿勢が重要です。また、運動をする際にも、“ぎっくり腰”という時限爆弾を抱えていることを申告した上で、専門家のトレーニングやアドバイスを受けて、あなたの体にとって正しい運動内容や量を心がけましょう。

●まとめ

残念ながら、ぎっくり腰を完全に予防することはできません。極端な例では、寝ていてもぎっくり腰を起こすことがあるのです。しかし、これらの3つに注意を向けるだけで、その発生率はかなり下がります。

ぎっくり腰になってしまったら、治療や痛みを防ぐ生活改善に取り組みましょう。

【参考リンク】

・ぎっくり腰の原因と予防・治療法 | すみ整骨院

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

子育て、教育、健康、食、仕事、人間関係などなど、海外に場所を移してもやっぱり悩むことは多いし大変。でも、ガッツリ取り組んでみたらなんだかおもしろい! 何かと不便な海外生活の中での工夫の数々と、実際に体験した失敗と成功を元手に、日々多方面へと情報発信中です。フルタイムプロライターとして、またライフワークとして、好奇心のおもむくままに、時には情報の海を、時には世界中を母娘で旅しながら、子育て・自分育てにまい進中。

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