録音した通話内容を第三者に聞いてもらえる「迷惑電話相談」搭載ファクス「おたっくす」

パナソニックは、迷惑電話に対応したパーソナルファクス「おたっくす KX-PD525」を2020年11月12日に発売する。

呼出音が鳴る前に相手にメッセージで警告する「迷惑防止」機能に加え、録音した通話内容を第三者に聞いてもらい相談できる「迷惑電話相談」機能を搭載。怪しい電話を受けた後に家族や警察に連絡し、通話中に録音内容が再生可能。すぐに正確な情報を伝えられる。

SDカードスロットを装備し、通話などの音声データを最大1000件録音できる。

着信時に光って通知する「着信お知らせLED」を子機の上部に実装し、掃除機などの音で呼出音が聞き取りづらい際でも着信に気づきやすくなるという。また不在着信時、留守録音時にはゆっくり点滅して着信があったことを知らせる。

「ナンバー・ディスプレイ」の契約をしていなくても不在着信履歴を表示し、出なかった電話があった日付と時刻を30件まで記憶する。聞き逃した用件などを約1分前までさかのぼって録音する「前から録音」、親機の電話帳に登録した相手の名前を着信時に音声で通知する「着信読み上げ」などの機能を搭載する。

最大5台まで子機の増設ができる。「DECT」無線通信方式に準拠し、別売の開閉センサーやドアセンサーと連携可能。同方式準拠の別売の中継アンテナで電波エリアの拡大もできる。同社製のテレビドアホンと接続し、ドアホンの着信時に本機で応対可能な「ワイヤレスアダプター」機能を備える。

記録紙のサイズはA4普通紙。カラーはピンクゴールド。

親機および子機1台が付属する「KX-PD525DL」、同2台が付属する「KX-PD525DW」2モデル。

また、「迷惑電話相談」機能を搭載したデジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD37」も同日発売。子機1台、2台付きモデルを用意する。

いずれも価格はオープン。