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今春、定番中の定番“ボーダー”をフェミニンに着こなしたいと目論見中です。(Airi Nakano)

  • 2015.5.25
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【さらに写真を見る】今春、定番中の定番“ボーダー”をフェミニンに着こなしたいと目論見中です。(Airi Nakano)

左から: DOLCE&GABBANA, SACAI, MICHAEL KORS Photos: InDigital

ノームコアなムードの近頃は、“定番”アイテムがますます重要な役割を担い始めています。そこで今回は定番中の定番、“ボーダー”に着目!誰もがクローゼットに一着は持ってるアイテムだからこそ着こなしにセンスが問われるはず、ということで、目下お洒落な着こなしを模索中です。

2015年春夏ランウェイでもフェミニンなボーダーが続々登場!

2015年春夏コレクションではフェミニンなボーダーづかいが多数登場。ゴージャスな女性像が持ち味のドルチェ&ガッバーナはボーダーもセクシーに。マイクロミニのドレスにローズが咲き乱れるシアーなミディ丈スカートをオンすることで、神秘的な色香が立ちこめます。サカイは、ボーダーにもお得意のクラフトマンシップがキラリ。トップスだけでも、ミリタリーな襟もと、カジュアルなボーダー、そしてロマンチックなホワイトレースと、テイストが盛りだくさん。そのすべてが調和して、魅力的な1枚に仕立てられています!そして、リアルクローズなリゾート感漂うスタイルならマイケル・コースも◎。全体をネイビーでシックなマリン風でまとめつつ、足もとはトレンドのグラディエーターで抜け感をプラスしているのが、今の気分にピッタリです。

ジーン・セバーグ クールでセンス溢れる名映画のチェックは欠かせない。

ボーダーは昔から愛されつづけている定番。ということで、その着こなしを学ぶならやはり昔のファッションアイコンたちのチェックも欠かせません。中でも私のお気に入りは映画『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグ。優等生チックなプリーツスカートに、ボーダートップをインしてラフに着崩し、仕上げにエッジの効いたサングラスを掛ければ、パリの街に良く似合う、熟れたスタイルの完成。プレーンなボーダーも自分のものにしてしまう彼女の“さじ加減”は、是非とも見習いたいものです。それにしてもジャンポール・ベルモンドもとてもお洒落で、絵になる2人です......。

ゴダール映画についてはこちらをチェック!

クレマンス・ポエジー フランス人はボーダーの着こなしもお手の物!

先ほどの仏映画『勝手にしやがれ』を見ても分かるように、フランスはボーダーの着こなしがとても上手!最近私がとても気になっているフレンチファッションアイコンの一人、クレマンス・ポエジー(ハリー・ポッターシリーズのフラー役でも有名です!)も、ボーダーをエフォートレスなフェミニンスタイルに昇華。ジーン・セバーグ同様、ボーダーを上品なスカートにインするのがポイント。スカートやバッグ、シューズをドレッシーにすれば、ご覧の通りオフィシャルなドレスアップシーンにも対応可能!この着こなし、やはり試さない手はありません。

エマ・ストーン ボーダーもスパンコールならお澄まし顔に。

今年行われた第87回アカデミー賞では、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。その授賞式の前に候補者たちが集う昼食会「ノミニーズ・ランチョン(Nominees Luncheon)」に現れた彼女の姿がこちら!カジュアルな印象の強いボーダートップもキラキラと輝くスパンコールで仕立てるだけで、あっという間によそ行きの顔に。さらにポルカドットのロングスカートをあわせてグラフィカルに遊びつつ、モノトーンでシック&レディにまとめてみせるのはさすがのセンス。トゥーマッチにならないように、アクセントをフューシャピンクのリップのみに抑えるというのも見習いたい小技です。

バンド・オブ・アウトサイダーズ 不揃いなレッドボーダーに胸キュン!秋口まで楽しめそうです。

私のクローゼットにこの春新たに仲間入りしたボーダーがこちら。バンド・オブ・アウトサイダーズのサマーニットです。真っ赤の不揃いボーダーに一目惚れをして購入決定!やや短めの丈感もお気に入りポイントです。インディゴのジーパンでも映えそうだし、先ほどのように綺麗めスカートにインすれば、フェミニンにも楽しめそうだし・・・。と今後の着回し方を楽しく目論見中。秋口まで重宝しそうな、お気に入りの一着です!

参照元:VOGUE JAPAN

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