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ウディ・アレン、初のTVシリーズに苦戦?「引き受けたことを“後悔”」とこぼす

  • 2015.5.21
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4度のアカデミー賞に輝くアメリカ映画界の巨匠、ウディ・アレンが、米アマゾンの配信サービスでドラマ界に進出することは今年1月にお伝えしたとおり。画期的な報道から4か月が過ぎ、ウディが現在の心境を語った。米Deadline Hollywoodが報じている。

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この企画はウディが30分のオリジナル・ドラマの脚本と監督を務め、アマゾンの会員制サービス、プライム・インスタント・ビデオから2016年に配信するというものだ。

作品のタイトルやキャスト、その他の詳細は一切明かされておらず、現時点で『Untitled Woody Allen Project』と呼ばれる同企画は、ウディ初のTVドラマとなる。しかも米Netflixとしのぎを削るアマゾンの配信コンテンツとあって、過去に46本の映画を手がけた巨匠といえども、やや勝手が違うようだ。

フランスで開催中のカンヌ国際映画祭でインタビューに応じたウディは、ジョークを交えながらTVシリーズに悪戦苦闘していることを明らかにした。「オーケーと言った直後からずっと後悔し続けているよ」とウディ。「ずっと手こずっているんだ。できると思ったのは自惚れだったよ。ええと、映画を作る要領だよね?6回に分かれた映画を作るのと同じだよね?と思っていた。だが、そうじゃないことを痛感したよ」と述べた。

TVシリーズの脚本を書く自分を"陸に上がった魚"に例えながら、「(アマゾンの)皆さんに"驚いたな。あれだけの予算と自由を与えてもらって、結果がこれか?"と思われないか心配だよ」と語るウディ。「ストーリーを立ち上げ、30分でまとめ、次回につなぐ、なんて僕向きじゃないよ。驚くほど後悔している。この話を引き受けてからずっと、楽しい気分など少しも味わえないよ」と気弱な様子だ。

だが、映画界に転じる前のウディがもとは放送作家としてデビューし、1950年代の名番組『パット・ブーン・ショー』でエミー賞にノミネートされるなど、TV界で名を馳せていたことを思えば、こうした後ろ向きなコメントも彼独特の演出かもしれない。

古巣への復帰を賭けたウディが果たしてどんなドラマを打ち出すのか、今後も注目したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウディ・アレン
(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net