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ランニングしてもスリムにならない原因・2つ

  • 2014.7.29
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走っているのに、なかなかシェイプされない・・・・・・。そんな悩みを抱えている人はいませんか? 走ることで、当然カロリーは消費されますが、「見た目に変化が出ない」と悩んでいる人は意外と多いのです。 また、「かえって脚が太くなってしまった」という声もよく耳にします。果たして、その原因とは・・・・・・。

■ヤセない原因1:オーバー摂取!?

走り終わった後の達成感はひとしお。そして、なんといっても走った後の食事は格別です。 走ってカロリーを消費したことで、「食べることへの罪悪感」から解放されるからかもしれません。

しかし、その開放感からついつい、いつも以上に食べ過ぎてしまう・・・・・・という人は要注意。走って消費されたカロリー以上にエネルギーを摂取しているかもしれません!

走って消費されるおおよそのカロリーは体重×走った距離で算出できます。例えば50kgの女性が6km走った場合、消費カロリーは300kcal。これは、ごはん1膳分程度のカロリーです。 つまり6km走ってやっと、1日の摂取カロリーから、ごはん1膳分が帳消しになる、ということ。 無理な食事制限はしなくてもよいですが、なかなかランの効果を実感できない、という人は走り始めてからの食生活を見直してみましょう。

■ヤセない原因2:猫背フォーム

いっぽう体重は落ちているのに見た目が変わらない、あるいは脚が太くなったという人は、筋肉のつき方に問題があるのかもしれません。 正しいフォームで走れていれば、脚は自然と細くなるもの。特に太ももやふくらはぎがシェイプされるはずです。

ところが、脚が太くなってしまった、という人の多くはふくらはぎの筋肉(ひらめ筋)や前太ももの筋肉(大腿四頭筋(ルビ:だいたいしとうきん))が肥大している傾向にあります。そのため、脚が全体的にずっしりとした印象になってしまうのです。

ではなぜ、ふくらはぎや前太ももの筋肉が発達してしまうのでしょうか。 その原因は“フォーム”にあったのです。ランニングでは、上半身と下半身をうまく連動させて前進することで、体全体をバランスよくシェイプできます。

そのためには体の軸をまっすぐにキープしながら走ることが求められるのですが、猫背、あるいは骨盤後傾・・・・・・といった崩れた姿勢だと上半身がうまく機能せず、結果、下半身の力だけで推進力を得ようとしてしまうのです。 その際、大きな負担がかかるのが、ふくらはぎや前太もも。そのため、ひらめ筋や大腿四頭筋が肥大しやすくなってしまうのです。

ランニングフォームには普段の姿勢が反映されるといわれているので、走るときはもちろん、普段から“しゃんとした美しい姿勢”を心がけるようにしたいですね。

■おわりに

食生活では「消費カロリー<摂取カロリー」にならないよう意識し、そして美しい姿勢を心がけることが、ランの効果を最大限に引き出すポイント。せっかく始めたランニング。モチベーションを維持して続けるためにも、効果をいち早く実感できる、この2つのポイントをしっかり把握しておきましょう!

(染矢真帆/ハウコレ)

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