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おはら節の歌詞って奥深い!10月26日発売「おてっちき  鹿児島おはら節」

  • 2020.11.4
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出典:リビングかごしまWeb
おはら節の歌詞に描かれた 鹿児島の風土、庶民の姿や思い

編集部Kです。本日、11/3は南九州最大の「おはら祭り」。 今年は新型コロナウイルス感染症対策が行われる中での開催となりました。 雲一つない秋晴れの中で踊る皆さんの多くが、きっとコロナの収束も願って踊られたではと思います。

「花は霧島 煙草は国分 燃えて上がるは おはらハア 桜島 ハア ヨイヨイ ヨイヤサー」

鹿児島人には馴染みのおはら節。このおはら節の歌詞が、実は百以上もあることを知ってますか? その歌詞の1つ1つに、鹿児島の豊かな自然風景や庶民の喜怒哀楽の物語がおりこまれているんです!

10月26日に発刊されたばかりの『おてっちき 鹿児島おはら節』は、著者がおはら節の歌詞を楽しく読み解きながら、人々がどのような景色を見て、どのような願いを込めて歌っていたのかを教えてくれます。

私もおはら祭で何度か踊ったことがありますが、これまでおはら節の歌詞に注目したことはありませんでした。歌詞の意味を知ると、あらためておはら節が、庶民の毎日に寄り添った歌であり、あの軽快なリズムに顔をあげる元気をもらえる理由がわかる気がしました。 一年に一度の「おはら祭」。今年はおうち時間で、おはら節の歌詞に注目してみませんか。 「おてっちき 鹿児島おはら節」林 竜一郎著 2020年10月26日発売 2,000円(税別) 発行:国分進行堂 主な書店で販売中

●著者紹介 林 竜一郎 昭和33年鹿児島県伊佐市菱刈町生まれ、県下の小学校で教鞭に当たる。平成30年春退職、その間郷土の風土や歴史に興味を持ち集めた資料で「かごしまふるさとカルタ」(かごしま文芸研編)を出版。そのカルタを利用したカルタ大会(指宿・霧島)を連続開催している。同時に自分の姓「林」のルーツ、鹿児島おはら節の詞の研究を続けている。

来年は大勢の人々が集える「おはら祭」になりますよう!

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