11・12月特集「親の介護と自分の人生」

DRESSの11・12月特集のテーマは「親の介護」。いままさに介護に向き合っている人やこれから向き合う可能性がある人、家族の問題やケアについて発信されている人の言葉を通じて、「介護」について考えるための記事をお届けします。

ふとしたときに、親の“老い”について考えることがある。近くにいても、離れて暮らしていても、いつかきっとその“老い”は、介護という形で自分の目の前に現れる。その形は人によっても違ってくるのだろう。

いつまでも元気でいるような気がしていた人たちだって歳をとるというのは、考えてみれば当たり前だ。私やきょうだい、まわりの友人たちだって、スピードはゆるやかであっても、同じように老いに向かって歩んでいるのだから。

そんな、親の介護という未来に、どう向き合っていこうか。想像すると、正直に言って憂鬱な気持ちになる。けれど、なんとか自分らしい選択ができたらと思う。「親子なんだから」という言葉でくくることのできない、自分のための、ときには親のための選択を。

そのためには、準備が必要だ。
そのためには、知識が必要だ。
そのためには、助けが必要だ。

だからここで、自分の心や家族と向き合ってみたい。

DRESSの11・12月特集では、「親の介護」について考えます。