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重くて暗い。「黒」だからこそ際立つ3つの配色コーディネート

  • 2020.10.31
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安心感を理由に手にする黒では、もう満たされない。黒は黒らしく、本来持つ強さと美しさにこだわって選び抜かれた1着には、「入るとうまくいく」スタイリングにおける説得力と価値がある。正しく着ることで多くを得られる唯一無二の色。そんなゆるぎない黒への原点回帰。

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黒は本来目立つ色
「黒による逆配色」
重くて暗い。ネガティブにとらえがちな黒にまつわるイメージを逆手にとった配色レシピ。重くていい。暗くていい。それこそが黒の個性だから。

01
なじむだけがいいことでもない
「コントラストの極み」
派手?と敬遠しがちな黒と鮮やかな色の組み合わせ。シンプルなニットとパンツ。どちらもそぎ落とされたデザインなら、喧嘩することなくちょうどいい存在感。


+ DEEP RED
明度をおさえた赤が黒に好都合なコントラスト
赤ニットプルオーバー 9,000円+税/#Newans 白ロングスリーブTシャツ 1,490円+税/GU 黒パンツ 24,000円+税/kei shirahata(styling/) ゴールドネックレス 39,000円+税/ガブリエラ アルティガス(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) シルバーネックレス 27,000円+税/プリュイ(プリュイ トウキョウ) シューズ 13,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 少量のぞかせた白のインナーで隙をつくってバランスアップ。

02
境界線はいらない
「限りなく黒に近づける」
黒一色よりも抑揚がつく、黒寄りのグレーとの配色。この2色でなら、甘い上下でもそうは見えない。足元もブーツでおおってとことんストイックを装いたい。


+ DARK GRAY
色の微差による黒のグラデーションという新境地
グレーギャザーブラウス 5,990円+税/プラステ 黒マーメードロングスカート 14,000円+税/UNCRAVE 黒バッグ 18,000円+税/マロウ(4K) ブーツ 35,455円+税/コス(COS銀座店) ベージュやペールトーンなど、淡い色で考えがちなグラデーションを黒でも応用して、使いみちの幅を広げる。丸みのあるレディなフォルムどうしでも、色の効果で甘さひかえめ。ブーツで脚を隠すことでスマートな印象も手に入る。

03
重厚感による親近感
「ペールトーンを遮るように」
はかないピンクと色落ちブルーという浮き立つ配色には黒レザーというわかりやすい重みで膨張感をカット。「淡い色を着やすくするための黒」としての役割を発揮。


+ PALE PINK
かわいい色に寄り添うスナップカーデという選択
黒レザースナップカーディガン 200,000円+税/アニエスベー ピンクロングスリーブTシャツ 12,000円+税/エイトン(ATON AOYAMA) デニムパンツ 15,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) フラットシューズ 18,000円+税/タラントン by ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 黒レザーとはいえ、定番のライダースだとややハード。かわいげのあるアイコニックなカーディガンならムードをくずさない。

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