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トリートメント以外にもケアは必要?美容師に聞いた「朝にやるべきヘアケア」のやり方

  • 2020.10.28
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寒い時期になると気になる朝の”寝ぐせ”や”パサつき”。その原因は、普段のヘアケアが十分にできていないからかもしれません。

「しっかりやっているつもり」と思っていても、意外とポイントが押さえられていないこともありますよね。

そこで今回は、美容師直伝の“朝にやるべきヘアケア”のやり方をご紹介します。ぜひご自身のヘアケア方法を見直してみてくださいね!

STEP1:まずは朝起きたときの髪をチェック

髪をさわる女性
出典: buritora

朝起床したときに髪がどのような状態になっているかを見極める必要があります。

たとえば朝、寝癖がつきやすかったり、髪のボリュームが増していわゆる“爆発状態”になりやすかったりする方は、髪が乾燥している状態といえます。

髪の乾燥は、ツヤっとした見た目の髪になりにくいだけでなく、手触りも悪くなりやすく、あまり良い状態とはいえません。この場合は、乾燥にアプローチするヘアケアが必要です。

逆に、朝起きたときに髪がある程度まとまっていて、寝癖があまりつかない方は、髪の状態が良いといえます。

STEP2:髪をリセットする

髪にスプレーする女性
出典: Prostock-studio

夜寝ているとき、髪の毛と枕との間に摩擦が起きます。とくにクセ毛の方は髪が爆発したり広がったりすることも……。

だから、朝起きたらまず髪を濡らしてリセットしましょう。

基本的には水やお湯で髪を濡らして広がりを抑えればOKですが、できればミストタイプの洗い流さないトリートメントをおすすめします。ミストタイプの洗い流さないトリートメントは、髪を濡らしながら髪の内部に栄養を届けることができるので一石二鳥なんです。

髪を濡らした後はしっかりとドライヤーをして、髪を乾かすことも忘れずに!

STEP3:コテやアイロンの前にはベース剤をつける

アイロンをする女性
出典: The_Molostock

髪をセットするときにコテやアイロンを使うと思いますが、熱処理を加える前にベース剤をつけましょう。

髪を巻く前のベース剤の多くは、髪の内部にあるタンパク質を壊さないための成分が入っているのと、“擬似キューティクル”という人工的に髪の表面を覆うキューティクルを一時的につくるので、髪が傷むリスクを抑えることができます。

乾燥が気になる方は、オイルタイプがイチ押し。乾いた髪に適量をなじませてから髪を巻くようにしてください。質感も今っぽいウェット感のある仕上がりになりますよ。

STEP4:ヘアアイロンは低温に設定する

アイロンをする女性
出典: プラナ

うねりや広がりが強くてどうしてもまとまらない方はヘアアイロンを使いましょう。ヘアアイロンは熱の力でより髪のまとまりをつけることができます。しかし、多用し過ぎると髪のダメージを増やしてしまう可能性も。熱の温度は180度を限界とし、できれば160度くらいの低温がおすすめ。

最近はアイロンの熱からダメージや退色をやわらげるためのミストタイプのスプレーがありますので、合わせて使うと便利ですよ。

STEP5:スタイリングオイルで保湿する

スタイリング後
出典: GATTA

冬の季節は肌と同様に髪の毛もかなり乾燥します。乾燥した髪の毛はパサつき、まとまりのない状態になってしまいます。

そこで髪を巻いた後や、形を整えた後にスタイリングオイルを適量つけて。オイルは保湿効果に優れ髪に潤いとまとまりを与えてくれます。これからの季節は少し多めに髪の毛になじませてから外出するようにしてくださいね。

スタイリングオイルは自分の髪質に合ったものを使うのが一番よいですが、ツヤ感を出しながらもあまりベタつきが出ないものがよいといわれています。

ぜひあなたの髪質にあうアイテムを探してみてください。

取り入れられそうなヘアケアは見つかりましたか? 季節の変わり目の今こそ、ヘアケア方法を見直して!

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

【画像】※buritora、 Prostock-studio、The_Molostock / Shutterstock、プラナ / PIXTA

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