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シャネル、N°5の最新ティザー映像で「男女の平等」を表現!

  • 2020.10.28
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これまでトップ女優たちが華々しく語り、演じてきたシャネルのNo.5。新たにフランス人女優のマリオン・コティヤールが、その系譜にミューズとして加わることになった。

No.5についてマリオンは、「思春期はまだ近寄り難かい存在だったと同時に、No.5がつけられる女性になりたいと思いました」と語る新世代の彼女。今回、ミューズに選ばれたことについて、次のようにコメント。

「No.5とはすぐに繋がりを感じました。No.5 は香水以上のものであり、香りという真の芸術作品です。香りの構成は謎に満ちていて、ボトルはモダニズム絵画のように研ぎ澄まされています。今では香りの正統と見られていますが、その独創性は変わりません。それこそが、アイコンの持つ特性そのものであり、時を超えたタイムレスな存在です。ですから、このアイコニックな香りのストーリーを輝かせ続ける役割を得て、私はとても幸運だと感じています」
演じるのは、今の瞬間を存分に生きる女性

今回のフィルムのテーマは“オーヴァー・ザ・ムーン”。月を越えるほどの幸せな瞬間や途方もない夢。それを、挿話で終わらせるのではなく、夢を叶えること、さらには叶えられるように高みをめざすべき、というメッセージが込められているという。

演じた女性についてマリオンは、次のようにコメント。

「自分の感情をとても自由に表現できる、喜びに満ちた女性です。今の一瞬を存分に生きる女性。私自身、そうなりたいと望みます。過去へのノスタルジーも、未来への幻想もありません。私も楽しく、ポジティブで、自由な人生の道程を辿ろうとしています。そのようにできるかわかりませんが、努力しています。この女性は私たちに、どんなことにも可能性はあり、夢は叶えられるもの、と語りかけていると思います」
女性がダンスをリードし、男女二人を対等に表現
「それから、フィルムの中では、この女性がダンスをリードします。確かに、女性がダンスをリードしているのですが、二人いなくてはダンスになりません。二人は助け合い、引き立て合い、そして導いたり導かれたり、そうした全てが動きの中にあります。まさにチームワークです」
「私は、二人の人間がリレーしていくという考えが好きです。ここには、他の何にも似ていないダンスがあります。そのダンスは驚きがあり、意志があり、官能的でしかも愉快です。そして、情熱を表現しています。情熱のおかげで、あらゆることが人生に起こり得るのです」

シャネル社のフレグランス&ビューティ グローバル クリエイティブ リソース ディレクターである、トマデュ=プレ=ドゥ=サン=モー氏はマリオンについて、「自分から逃げずに立ち向かうという、シャネルを体現する女性そのものであり、さらにはフランス的なエレガンスを見事に表現しています。今回のフィルムでは、大胆かつ独創的に美しい世界を作り上げながら、人生の喜びや平等というテーマを目指し、さらに同時に、No.5 の歴史にオマージュを捧げることに成功しました」とコメント。

ガブリエル・シャネル着用のドレスも登場

また、もう一つの見どころは、マリオンが着用するドレス。刺繍が施された金色のレースでできたそのドレスは、ガブリエル・シャネルが着用したものを、現代の手法で再現。ダンスシーンの複雑な動きにも軽やかに、ぴったりと寄り添う、まさにラグジュアリーなセカンドスキン。

シャネル社のファッション コレクション部門アーティスティック ディレクターであるヴィルジニー ヴィアール氏は、「マリオンがドレスを自分のものと感じるよう、彼女が踊れるよう、彼女に合わせて創っていきました。ドレスが彼女に奉仕するように、決してその逆にならないようにしたいと思いました」と言及。花と葉をモチーフにした刺繍には、メゾン ルサージュにおける16 人の職人の技巧が駆使され、シャネルとルサージュのアトリエにて900 時間以上をかけて創られたそう!

マリオンが歌い、演じる「シャネル No.5」のフィルムは、10月30日(金)に世界同時公開されるので、ぜひチェックして!

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