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夏に似合うご飯とは?暑くても食べたくなる夏グルメを検証。(Shizue Hamano)

  • 2015.5.19
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まだ5月とは言え、外は夏の到来を感じさせられる気持ちいい季節。最近訪れたレストランや出張先で出会った料理を夏目線で"反芻"してみました。豪快なローカルフードにエスニック料理、体を思う精進料理までこれから訪れる暑い夏に食べたくなる料理5選をピックアップ。

逗子海岸映画祭。インドネシア料理を手で食べてみた。

GW中に行われた逗子海岸映画祭。映画はもちろんですが、注目は、シェフたちが腕を振るうテーマ性のある本格的な料理がビーチで楽しめる日替わりのテントレストラン。訪れたのはフードディレクター船越雅代さんによる「edible Indonesia」。テントに設けられた大きなテーブルにバナナリーフが敷き詰められ、素材を生かした見た目ワイルド、味は繊細な料理が並びました。「是非、手で食べてみて下さい」との提案に、波の音の開放感に後押しされた参加者ほぼ全員が手で完食。この後にサーブされたチキン、お魚を食すのに手が忙しすぎて写真が撮れず...。インドネシア料理の価値観が変わるビーチでの美味しい時間でした。

豪快な前菜の盛り合わせに、萌え。

白金にあるナポリ料理屋、タランテッラルイジ。ナポリと聞くだけで夏が似合うこと間違いなしですが、このお店はとにかくメニューが豊富で豪快。大人数で予約して、メンバーが集まるまでは前菜の盛り合わせをつまみ、たくさんあるメニューからワイワイヤイヤイ言いながら選んでみては。暑さを吹き飛ばしてくれそうな甘〜いメニューも種類豊富にあるので、デザートまでたどり着きたいところ。

どこか懐かしい、遠いペルーの味に元気をもらう。

ずっと行きたかったペルー料理屋、荒井商店。ペルー料理ブームが到来していましたが、その前から新橋でオーセンティックなペルー料理を出していた一軒。予約時に、好みや食べてみたいメニューなど細かく相談ができるのも嬉しい。ペルー料理は日本人にも馴染みのある味。ケーキのように可愛い佇まいのマッシュポテトの料理「カウサ レジェーナ」や、ペルーの代表的な一品、醤油の隠し味がきいた「ロモ サルタード」、瞬殺につき写真のない前菜「ウニのセビッチェ」も絶品でした。元気が欲しい時に、肉や炭水化物への食欲をわかせてくれるお店です。

南仏で食べた開放的になれる豪快料理。

出張で訪れたヴァカンス目前の南フランス。どこにいても匂いや音、海の存在が感じられる南仏では、ご飯もそんなリラックスした時間を演出してくれるようなものばかりだったので小レポートを。とあるランチでは、南仏では多いスタイルだという地中海料理(右上)。フムスやタブーリ、オリーブや人参の料理をバゲットやワインと共にアウトドアビュッフェで。行列したサーディン(左)が可愛かった海沿いのイタリアンレストラン。南では、イタリアンの美味しい店も多いとか。右下の甘い一品は「タルト トロペジェンヌ」なるパリにお店ができるぐらいブームになっているサントロペのスウィーツだそう。一切れが大きい!

夏こそ、ハードコアな精進料理はいかが?

その名も蔬菜坊。何度か訪れたことがある友人の誘いで訪れた武蔵小山にあるこの店は、食べ物もお店の方も奥が深く久々に圧倒されました。何となく、イメージしかなかった精進料理というジャンルを、丁寧な説明とロックなおもてなしで忘れられない体験にしてくれます。写真のお盆の小皿もひとつひとつ時間と手間をかけ、体のことを考えて作られた逸品ばかり。二度と同じ組み合わせの料理は出せないという一期一会のメニュー。写真のお盆はほんの序章、このお盆の前にも後にも物語のようにコースが続きます。食材と料理の説明を聞くだけでも勉強に。夏に訪れれば、食べるべき食材を丁寧な調理法でおもてなししてくれるはず。

参照元:VOGUE JAPAN

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