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<エール>中村蒼が語る“福島三羽ガラス”への思い「窪田さんは演技で皆を引っ張ってくれる」

  • 2020.10.26
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 中村蒼は、主人公・裕一(窪田正孝)の幼なじみ・村野鉄男を演じている
(C)NHK

【写真を見る】幼少期以来の再会を果たした裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)<第15回場面写真>

窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)で、主人公・裕一(窪田)の幼なじみで作詞家の村野鉄男を演じる中村蒼に、WEBザテレビジョンでは、インタビューを実施。“福島三羽ガラス”の作曲家・裕一、歌手・久志(山崎育三郎)への思いや、今後の見どころなどを聞いた。

同ドラマは、「栄冠は君に輝く~全国高等学校野球大会の歌~」など数々の名曲を生み出してきた昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く物語。

【写真を見る】幼少期以来の再会を果たした裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)<第15回場面写真>
(C)NHK

中村蒼インタビュー

――“福島三羽ガラス”が集まるシーンの撮影の雰囲気はいかがですか?

暗いシーンの撮影をする時も、3人が集まると楽しく撮影が進みます。裕一、鉄男、久志それぞれの個性が出て、にぎやかに進むシーンが多く、撮影していてうれしいですね。

――窪田正孝さん、山崎育三郎さんの印象はいかがですか?

窪田さんは、常に周りのことを気にしてくださって、だからこそ共演者やスタッフさんから愛されていると思います。先頭に立つリーダーというよりは、演技で皆を引っ張ってくださって、その演技に惹かれて皆が集まって来るイメージです。とてもあたたかいリーダーです。

育さんはとても軽やかで、久志という役を嫌味なく演じられるのは、育さんの人柄だと思います。今までミュージカル界の先頭に立ち続けていたその存在感を「エール」でも出していて、福島三羽ガラスに花を添えてくれる存在です。

“福島三羽ガラス”の裕一(窪田正孝)、鉄男(中村蒼)、久志(山崎育三郎)<第61回場面写真>
(C)NHK

中村蒼「二人がいたから必死に走り続けられた」

――裕一と久志は鉄男にとってどういう存在でしょうか?

憧れの存在で、鉄男を引っ張ってくれていると思います。鉄男の作詞の才能は素晴らしいと思いますが、なかなか不器用で、書けないものは書けないし、仕事として割り切ることができない人間です。裕一と久志に比べて、花開くのが遅かったので、二人の才能に憧れ、でも嫉妬もあって。二人がいたから必死に走り続けられたのだと思います。

――戦時中も描かれましたが、その時代を鉄男はどう生きたと思いますか?

世の中の空気に合わせることができず、創作から離れたと言う鉄男は、新聞記者に戻ります。世界の情勢も耳に入ってくるので、裕一が戦地へ慰問に行くことの危険さも分かります。裕一も正義感があるから鉄男がとめればとめるほど火がついてしまいましたが、友達として裕一を引き留めようと必死でした。

――今後の鉄男の見どころや、作品で注目してほしいところはどこですか?

戦争も終わり、平和になって、また作詞に打ちこむことができるようになります。鉄男の家族が今どうなっているのかも描かれるので注目してほしいです。

――読者の方へのメッセージをお願いします。

終戦後、混沌とした時代が続きますが、そんな時代に生まれた名曲もあるし、それを経て平和になった時、あれだけ苦しんだ裕一が平和を歌う曲を作ることができるようになったことに、グッとくると思います。

戦意高揚の歌を作っていた裕一が、オリンピックの入場行進曲を作ることができるようになるのは、一番近くから見ていた鉄男からするとこんなにうれしいことはないです。だから(1話冒頭の)藤堂先生(森山直太朗)のお墓参りのシーンは、藤堂先生に対してそういう報告もあったのではないかなと今となっては思います。

暗い時代あるからこそ、戦後の物語はより幸せな気持ちになれると思います。皆さんにもそれを感じてほしいです。

第97回(10月27日[火]放送)のあらすじ

藤丸(井上希美)に連れられて訪れた闇市近くの家で、裕一(窪田)と鉄男(中村)は久しぶりに久志(山崎)と再会するが、その変貌ぶりに絶句する。藤丸からこれまでの経緯を聞いた裕一たちは、話をしようと久志のもとを何度も訪れる。

一方、戦争中ビルマの慰問活動で一緒だった記者の大倉(片桐仁)から依頼された全国高等学校野球選手権大会の曲づくりのために、裕一は大阪に向かう。(ザテレビジョン)

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