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足クサイ…って思われないために、やっておきたい靴のケア3つ

  • 2015.5.19
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そろそろサンダルやミュールなど、靴も衣替えの時期。でも、せっかくのカワイイ靴も、お手入れしないとニオイが出てきたり、雨や湿気ですぐにダメになってしまいます。“足臭女”にならないために、適切なお手入れ方法を知って足元からキレイになりましょう!

●1.レギュラー靴を複数持って“足臭女”とサヨナラ

まずは、女子としてもっとも気になる臭い対策です。今夏は、定番のサンダル、ミュールに加えてスニーカーも人気ですから、特に臭いを気にしている人も多いのでは?

この問題を解決するには、同じ靴を毎日履き続けないことが何より大切。靴の臭いの原因は、足の裏から出る汗や垢に繁殖する雑菌です。雑菌はムシムシした環境を好みますから、毎日履いて靴の中がずっと蒸れた状態になっていると、雑菌が繁殖し放題に。1度履いた靴は2~3日休ませて、しっかり乾燥させましょう。

除菌効果のある中敷きや除菌スプレーも効果的。靴用の除菌スプレーがベストですが、住居用のものなどでも代用できます。また、特に臭いが気になる時のスペシャルケアとしては、重層が便利。重層を小さな布袋(古い靴下などを使ってもOK)に詰め、シューキーパーのように靴の中に入れて一晩置けば、嫌な臭いがスッキリ。勝負靴の嫌な臭いに気づいたけど、明日までに何とかしたい!なんてときには試してみてくださいね。

●2.大切な一足を雨でダメにしないために

また、これから来る梅雨は靴にとっても受難の季節です。雨濡れは靴の傷みや色落ちの原因に。雨の日は必ずレインシューズで出かけることができればいいですが、そうもいきませんよね。

そこでやっておきたいのが、靴に防水スプレーをしておくこと。これで少々の濡れならば耐えられますし、汚れ防止にもなります。

ただし、防水スプレーは乾いてはじめて効果があるものなので、雨の日の朝に急いで吹きかけてもダメ。新しい靴を買ったらまず防水スプレーし、その後も定期的にケアを。

激しい雨でびっしょり靴が濡れてしまった時は、ブラシで汚れを落としてから、乾いたきれいな布で水分を拭いて、徹底的に乾かして。靴の中に新聞紙を詰め、何度か取り替えて水分を吸い取ってから、陰干しをします。しっかり乾いたら、靴クリームで栄養補給してあげてくださいね。もちろん、仕上げは防水スプレーです。

革靴の場合、雨に濡れたあと表面に白い粉のようなものが浮くことがありますが、これは革に含まれている塩分や油分が浮き出てきたもの。靴用のクリーナーやブラシを使って白い部分を落とし、靴クリーム+防水スプレーで仕上げればOKです。

お気に入りの靴が雨に濡れてしまっても、放置せずにこのような処理を行えば、またキレイな状態で履くことができます。

●3.お休み中の靴たちも、ときどきチェックを

最後は、シーズンオフの靴たちのケアについてです。夏靴の本格始動にあたって、これからようやく秋冬の靴をしまおうという人もいるのでは?

次の秋冬も活躍させたいなら、そのまま靴箱にしまうのはNG。まずは汚れを落とし、しっかりと陰干しをしてよく乾燥させましょう。そして、シューキーパーや詰め物を入れて形を整え、不織布のシューズ袋などに入れ、保管します。紙の靴箱に入れる場合は、靴箱に数カ所、穴をあけて風通しを良くしましょう。箱の中に乾燥剤(お菓子などについているものでOK)を2~3個入れておくのも1つの方法です。

シーズンオフの間もずっとしまいっぱなしにせず、ときどき出して陰干しをしてください。これで、お休み中の靴も季節が変わったら、さっと出して使うことができます。

ちょっとしたケアで、靴の寿命も変わってくるもの。きちんと手間をかけて、お気に入りの靴を長く履き続けたいですね。

<文/市川裕子>

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