引用返信の「Re」は何個までならOK？ 押さえておきたい「ビジネスメール」のマナー

突然ですがあなたは、メールの文面に自信がありますか？ これを機会に練習して流れを体に覚えさせて。

メールのおさらい

最近は、電話よりもメールのやりとりが主流。相手が気持ちよく読めるメールとは？ これを押さえれば、ビジネスメールはちっとも難しくありません！

ひと目で分かる件名をつけよう

多忙な相手に読んでもらうには、「どのような件名だと仕事がしやすくなるか」相手の視点で考え、 ひと目見て内容がわかる件名をつけることが必須。件名の欄に【】や（）を使って自分の社名や名前を明記しておくのも◎。

引用返信は1回まで

メールの返信時は「相手にわかりやすく」というマナーの視点から、件名は変えずにそのまま送信してOK。ただし、やりとりが続くと「Re：Re：Re」と増えていき見づらくなるので、 「Re」を1つだけ残してあとは削除しましょう。

宛名は正しく

本文に書く宛名にもルールがあります。相手が社外なら、会社名、部署名、肩書、氏名、敬称の順に改行を入れて記載します。特に会社名は（株）と省略せず、必ず正式名称を書くのがマナー。相手が社内でも部署名や肩書を入れた方が丁寧です。

返信の期限は24時間以内

対応は早いほど相手に安心感を与え、印象がよくなります。 しかし、内容によっては社内での検討が必要なことも。24時間以内に返信するか、すぐに返信できないときは、メールを受信したことだけでも伝えましょう。

教えてくれたのは

マナーコンサルタント マナー西出ひろ子さん

ヒロコマナーグループ代表。 名だたる企業300社以上のコンサルティング、延べ10万人以上の人材育成、NHK大河ドラマのマナー監修も多く行う。28万部の『お仕事のマナーとコツ』（学研プラス）など著書・監修書は累計100万部を超える。

掲載：2020年8月号別冊付録「LADY MANNER BOOK」

撮影／オノデラカズオ スタイリング／弓桁いずみ ヘアメイク／SATOMI モデル／ティファニー春香 取材・文／みやじまなおみ

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