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今、最も新しいアートと出会える「WHAT CAFÉ」。作品の展示、販売も

  • 2020.10.22
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天王洲をアートの一大拠点にするため尽力している寺田倉庫が、アート作品の展示販売を行なうカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」を10月15日(木)にオープンした。世界でたったひとつ、自分だけのお気に入りの作品を見つけられる場だ。

アートの街・天王洲の立役者「寺田倉庫」

美術品保管を主軸に、美術品修復・梱包・輸配送・展示など、芸術家の情熱や美術品に込められた価値を未来に受け継ぐためのサポート事業を広く発展させてきた「寺田倉庫」。画材ラボ「PIGMENT TOKYO」、日本最大のギャラリーコンプレックス「TERRADA ART COMPLEX」などの芸術文化発信施設の運営を通じて、天王洲をアートの一大拠点にするための街づくりに取り組んでいる。

山口聡一「Overlap of paint (dot3)」Harumari Inc.
磯村暖「一時的に犬、一時的に人、一時的に絵」Harumari Inc.

この度オープンした「WHAT CAFE」は、アート業界の未来を担うアーティストの支援を目的とした新スペース。800平米もの広い空間で食事や飲物を楽しみながら、アーティストの作品を鑑賞、購入することができる。

日常にアート作品を

「WHAT CAFE」では、常時、日本のアート業界の未来を担うアーティストによる現代アート作品を数十点展示。会期ごとにすべての作品を入れ替えることで、常に新しいアートと出会える機会を提供する。
購入できる作品の価格帯は5〜20万円と手に取りやすく設定されており、気軽に美術作品へアプローチできる点も魅力だ。

品川はるな「Peel off the paint “No.125”」Harumari Inc.
菊池遼「void #35」Harumari Inc.

ほかにも、展示内容と連動したワークショップ、アートの世界を体験できるイベント、アートファン同士の交流会などを開催予定。作品を鑑賞するだけではなく、アートを味わい、学び、感じることができる新しいアート体験を展開していく。
もちろんカフェなので、各種ドリンクに加え、ボロネーゼ専門店のパスタやボリュームのあるサラダなどのカフェメニューも充実。アート作品に囲まれた空間でおいしい食事を楽しめる。

多くの人にとってやや敷居の高かった「アート作品を日常に取り入れる」というライフスタイルを、ぐっと身近にさせてくれそうな新しいアートカフェ。カフェとしてなら気負わず足を運べるので、雑貨や家具と同じ目線でアートを選べそうだ。
公式サイトでは、広くさまざまなアーティストにとって飛躍のチャンスを得られるよう、出展アーティストの公募も実施するというから、その瞬間、最も新しいアーティスト、世界にたったひとつの作品と出会える場として期待したい。

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