1. トップ
  2. 池田エライザ初監督作品の予告映像解禁! “天才”崎山蒼志の主題歌も一挙公開<夏、至るころ>

池田エライザ初監督作品の予告映像解禁! “天才”崎山蒼志の主題歌も一挙公開<夏、至るころ>

  • 2020.10.19
  • 138 views
倉悠貴
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

【写真を見る】夜のプールで翔(倉悠貴)、泰我(石内呂依)、都(さいとうなり)が…

女優・池田エライザの原案・初監督作品「夏、至るころ」が、12月4日(金)から全国で順次公開。予告映像が解禁され、シンガーソングライター・崎山蒼志が書き下ろした主題歌「ただいまと言えば」も公開された。

「地域」「食」「高校生」をテーマにした青春映画制作プロジェクト「ぼくらのレシピ図鑑」の企画と出会い、福岡・田川を初めて訪れた池田。そして、シナリオ・ハンティングや演技ワークショップを実施する中で、そこに暮らす人びとの温かさに触れ、緑あふれる景色に見せられて、一つの物語を紡いだ。

それは、すぐ傍らにあったのに気付かなかった大切な日常と、かけがえのない人たちのこと。夢を持つことすら難しい現代の若者の、言葉にならない不安や葛藤、生きる力をリアルに描き出し、新たなみずみずしい青春映画が誕生した。

和太鼓、ギター、鳥笛、夏の蝉…音楽と自然が融合した豊かな世界

石内呂依
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

本作は、緑あふれる故郷の山々に抱かれながら、友情を育んできた男子高校生の翔(しょう)と泰我(たいが)が、夏祭りを前に初めて自分の人生と向き合い、それぞれの一歩を選びとる物語。

二人が打ち鳴らす和太鼓の力強いリズムや、不思議な少女・都(みやこ)が奏でるギターの旋律、3人が飛び込むプールの水泡、青空を突き抜ける蝉の声、町を駆け抜ける風に、音楽と映像、その編集に秀でたクリエーターとしての池田の魅力がいかんなく発揮された作品である。

翔と泰我の和太鼓は、和太鼓の甲子園と言われる「日本太鼓全国ジュニアコンクール」で二度の優勝を獲得した「和太鼓たぎり」が監修、楽曲も提供した。

映画「夏、至るころ」場面写真
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

主題歌「ただいまと言えば」公開

翔を演じるのは映画初主演の倉悠貴、泰我役には全国2012人の中からオーディションで選ばれ、今作がデビュー作となる新人・石内呂依、謎の少女・都を数々のCMに出演しているさいとうなりが演じている。

また、主人公の父親役に安部賢一、母親役にプロデューサーや監督としても国内外で評価の高い杉野希妃、祖父役にリリー・フランキー、祖母役に原日出子、主人公に影響を与える教師役に高良健吾、ペットショップの店長役にミュージシャン・大塚まさじなどが脇を固めている。

今回解禁となった予告映像は、翔と泰我が打ち鳴らす力強い太鼓で始まる。その99秒には、青春の意味さえ知らない少年たちの悩みや焦り、人生への希求、人の温もりを求める叫びが、見事に焼き付けられている。

また、彼らを見守る親世代の温かいまなざしが繊細に描かれ、本作がどんな時代のどんな世代にも届く映画であることを垣間見せてくれる。

映画「夏、至るころ」場面写真
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

さらに、予告編解禁と同時に主題歌「ただいまと言えば」があわせて公開された。作詞・作曲・歌を担当したのは、リリーが「天才です」と賞賛を惜しまない現役高校生シンガーの崎山。池田監督たっての希望で、このコラボレーションが実現した。

崎山は本作の脚本を何度も読み、10代の震える心で、大切な人や故郷への愛を登場人物に寄り添って優しく歌い上げている。

崎山蒼志コメント

主題歌「ただいまと言えば」を書き下ろした崎山蒼志
KADOKAWA

このような貴重な、素晴らしい機会を与えてくださった池田監督に多大なる感謝を申し上げます。

まず、この楽曲は昨年2019年の7月ごろ、池田監督が司会をしていらっしゃるNHK「The Covers」の収録後に翌日の学校に備えバタバタと品川駅から新幹線に駆け込み、席に座り、すとーんとした気持ちで不意に生まれた「ただいまと言えば~」というフレーズがベースになっています。

その後、ありがたいことにこの映画の主題歌をやらせていただくことになり、脚本を読ませていただき、「ただいまと言えば~」というフレーズが頭をよぎりました。

そのフレーズを核に、脚本を読んでインスピレーションを受けながら他の部分の歌詞を書き、曲をかき上げました。

力強く美しく素晴らしい映画です。静かにたぎるような、今悩む多くの方々に見てほしいとせんえつながら思います。

この映画に関われたことを、誇りに思います。

少年たちの夏物語を描く映画「夏、至るころ」
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

池田エライザ監督コメント(撮影前)

高校3年生の夏。この夏が始まれば、この夏が終わってしまう。

言語化できない気持ちを抱えた少年たちが、雲の高い空の下で今日も頭を抱えて生きている。

そんな二人の高校生の心が、夏の魔法に見せられ、世界が彩り豊かになっていく瞬間を切り取ろう。

忘れられない思い出が生まれる瞬間に寄り添おう。

STORY

【写真を見る】夜のプールで翔(倉悠貴)、泰我(石内呂依)、都(さいとうなり)が…
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

高校3年生の翔(倉悠貴)と泰我(石内呂依)は、子どもの頃からの親友で、ずっと一緒に和太鼓の訓練をしてきた。

だが、夏祭りを目前に泰我が受験勉強に専念するから太鼓をやめると言い出す。それを聞いた翔はがくぜんとしてしまう。自分は何がしたいのか、どうしたらいいのか、分からない。

仕事と家事をテキパキこなす母(杉野希妃)、息子の将来を気に揉む父(安部賢一)、青い鳥を飼うユニークな祖父(リリー・フランキー)、家族をどっしり見守る祖母(原日出子)、大人の口まねが楽しい幼い弟。そんな温かい家族の中にいても、孤独が頭をもたげてくる翔。

ある日、祖父の使いでペットショップを訪れた翔は、ギターを持った不思議な少女・都(さいとうなり)と出会う。彼女は音楽を諦めて東京から故郷に戻ってきていた。

泰我の練習最後の日、帰り道で翔と泰我はいつもどおり二鶴食堂に立ち寄った。差し向かいでちゃんぽんを食べ、たわいない会話が途切れた時、思わず翔は泰我に聞く。「なんで、大学行くん?」。泰我は答える。「普通に、幸せなりたいやん」。翔は重ねて聞く。「なぁ。幸せっち、なん?」。

少し気まずさを携えた翔と泰我は、都と出くわす。ギターを売りたいという都に押されて町を案内してまわる二人。二本煙突の落書きを至るところで見掛けて、泰我はある伝説を思い出す。煙突が一本に見える場所がある。その一本に重なった煙突を見たら幸せになれるそうだと。

仕事のために高校にあまり通えなかった都のため、夜の高校に忍び込んだ3人は、誰もいない教室を駆けまわる。やがて、水面が揺れるプールサイドで翔は都になぜ音楽をやめたのかと聞く。ぽつりぽつりと語る都に、いきなり歌ってくれとせがむ翔。これを最後と歌う都の歌声は翔の心に染みわたる。

都と別れた二人は、シャッターの下りた商店街を自転車を押しながら歩いていく。先を行く不機嫌な泰我に戸惑う翔。ついに泰我は翔に声を荒げてしまう。「お前には俺みたいなんの滑稽に見えるやろ?」。受験も就職も関係ないような顔をして自由に太鼓を打つ翔が、泰我はうらやましい。

夏休みが一日一日と過ぎていく。家に閉じこもり本ばかり読んでいた翔 。蝉の声がピークに達した昼下がり、翔は思い立ったように家から駆け出していく。その翔がたどり着いた所とは…。

映画「夏、至るころ」は12月4日(金)より全国順次ロードショー
(C)2020「夏、至るころ」製作委員会

(ザテレビジョン)

元記事で読む