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沖縄県初の道の駅「許田」の混雑状況をレポート

  • 2020.10.18
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沖縄で最初にできたという道の駅「許田(きょだ)」。旅行情報サイトの全国道の駅ランキングで何度も1位を獲得するほどの人気の道の駅だ。沖縄北部で採れた新鮮なフルーツや野菜が購入できるため、ドライブがてら多くの観光客が立ち寄るおみやげスポットは、コロナ禍の今、どうなっているのか。現地ライターがレポートする。

那覇市内から沖縄自動車道経由で約1時間、終点の許田インターチェンジからすぐの場所にある、道の駅「許田」。

訪れる人を惹きつけるのは、生産者直送の農産物。沖縄本島北部や周辺離島で採れる新鮮な南国フルーツや野菜を、旅の記念に購入していく人が多いのだ。もちろん加工品などのおみやげも豊富にあり、沖縄グルメを手軽に楽しめるパーラーも人気がある。

取材した2020年9月現在、周辺の道路拡張に合わせた施設改修を行いながら営業していたが、駐車場にはレンタカーの姿が多く見られた。

一見すると穏やかな印象の「道の駅 許田」だが、スタッフの渡具知夏也さんによれば、コロナ禍の影響は避けられなかったという。ゴールデンウィーク期間は休業、再開後も時期により営業時間短縮を行い、利用客は前年比3~4割ほどとなっている。

スタッフ 渡具知 夏也さんHarumari Inc.

「観光客が多い施設なのでどうしてもその影響は大きかったですが、最近では地元の方の姿も多く見かけるようになりました。『商品を購入することで生産者の方たちを救いたい』という思いがあるのかもしれませんね」

現在は、お客さんへのマスク着用のお願いのほか、消毒液やビニールカーテンの設置といった、基本的な感染防止対策をして営業中だ。また、状況が落ち着いたらまた多くの観光客に来てもらえるようにと、インスタグラムやフェイスブックなど、SNSでの情報発信を積極的に行っている。

「お客様に来ていただいてこその私達だと思います。観光の方はもちろんですが、地元の人に恩返しできるようにがんばっていきたいですね」(2020年9月11日 午後5時頃 撮影)

おみやげを買う、当たり前のようにしていたその行為も、実は地元の人たちの助けにもなる。沖縄に訪れたら「道の駅 許田」に立ち寄って、魅力的な品物の数々を買って帰ってみてはいかがだろう。

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