男性だって傷ついてます。言われたくない年齢にまつわること

年齢にまつわる事で傷つくのは女性だけではありません。男性も女性同様に傷つくものです。知らず知らずのうちに無神経なトークをしてしまっているかもしれません。さて、それではどんな話題が男性陣を傷つけるのでしょうか？

年齢を重ねると、若い頃に比べて太りやすくなります。無論ケースバイケースであり、年齢を重ねても学生時代と同じ体型をキープする男性もいます。ただし、多くの男性は慢性的に運動不足、さらに年齢による体質やライフスタイルの変化もあり、普通に暮らすだけでもお腹にお肉がつきやすくなっています。

男性もまた体型の事を、異性から指摘されると内心深く傷つくものです。たとえ事実だったとしても、加齢で太りやすくなっていることを指摘するのはNGです。

年齢と趣味を関連付けて話すのは、あまり良いトーク術ではありません。確かに一昔前においては、年齢と趣味が大まかに決まっていたかもしれません。

例えば20代男性はゲームやスポーツなどを趣味にして、30代から40代男性はビリヤードやダーツ、ワインなど大人っぽい趣味を持つのが普通という見方が、一昔前にはありました。

ただ現代では価値観が多様化しており、職場の男性に「アラサー世代なのに、ダーツやお酒を嗜む趣味がないんですか」等と話しかければ、相手の心を深く傷付ける可能性大です。

個人差はありますが、やはり人の記憶力というものは年齢を積み重ねる事で落ちていきます。真面目な男性ほど、自分の記憶力の低下についてコンプレックスを感じているものです。その事を指摘されればダメージをうけます。

特に職場で責任あるポストを任されているベテラン男性の場合、そもそも若い頃に比べて抱える案件や考えなければいけない事が増えており、単純に覚える物事の数も膨大になっています。

タレントの名前や流行言葉や新語などがパッと思い出せなくとも、本来は自然な事なのですが、それを女性に指摘されれば、やはり傷つくことになります。

「おじさん世代はITに弱いでしょ」などの言い回しは、年齢をある程度重ねた男性を深く傷付ける恐れがあります。仮に相手がPC音痴だったとしても、それをストレートに表現するのはNGです。

またITのスキルと年齢は絶対に比例する物ではなく、おじさんなのでスマホや最新PCの使い方は分からないですよね、と最初から決めつけて話すのも避けた方が無難です。若い女性よりも、おじさん世代の職場の男性の方がスキルが上という事もあります。

年齢にまつわる無神経なトークは男女関係なく基本的にNGです。加齢と年齢の話題を唐突にふったり、おじさん世代なのでITスキルが低いのではと決めつけるのはよくない事です。

趣味や記憶能力に関する話題を突然ふるのも避けた方が無難です。本人が一番コンプレックスに感じている事を指摘するのはトラブルの元です。