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ローソンVSファミマ、利益率に大差?!コロナ禍で変わるコンビニ事情も紹介

  • 2020.10.21
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もはや私たちの生活に欠かせないものとなったコンビニ。ローソンやファミリーマート(以下ファミマ)、セブン-イレブンなど、日々お世話になっている方も多いでしょう。

同じ業種であり、形態もほぼ似通ったもののように見えるコンビニ業界ですが、利益率は当然各社異なります。コンビニ業界で2位を争うローソンとファミリーマートの利益率をリサーチし、コンビニ業界の最近の動向を紹介します。

■ローソンとファミマ、それぞれの売上高、利益率をチェック

まずは、ローソンとファミマ、それぞれの営業利益と利益率を見ていきます。

●ローソンの利益・利益率は?

・営業利益 629億円
・売上高25,069億円

売上高に占める営業利益の割合、つまり利益率は2.5%となります。

参考:株式会社 ローソン 2019年度決算説明会

●ファミマの利益・利益率は?

・営業利益 645億円
・売上高 5,171億円

売上高に占める営業利益の割合、つまり利益率は12.4%となります。

参考:2019年度決算及び2020年度定量計画

2019年の利益率で考えれば、ファミマの方がかなり優勢となっています。

■店舗数はどちらが多い?

それでは、店舗数はどうでしょうか。

●ローソン

国内店舗数1万4,444店舗 海外店舗数 2,918
(2020年2月末現在)

●ファミマ

国内店舗数 1万6,642店舗 海外店舗数8,188店舗
(2020年9月30日現在)

ファミマの方が多いようです。コンビニはフランチャイズ方式のため、店舗数の多さに本部の利益が比例するわけではありません。各社でロイヤリティや仕入れ方式などが異なります。

■ローソンとファミマ、コロナ禍の動きは?

コロナ禍においてローソン、ファミマ、そしてコンビニ業界のトップを走るセブン-イレブンも苦戦を強いられています。日本経済新聞によれば、3月~8月期の3社合計の利益は前年比25%減。また、加盟店の廃業なども増えています。

そうしたなか、回復基調にあるのがセブン-イレブンです。巣ごもり需要など、生活様式の変化に合わせた商品展開を行い、9月には前年比とほぼ変わらない数字を出しています。

先が読めない新型コロナウイルスの影響。王者セブン-イレブンを追随するローソン、ファミマはどう対応していくのでしょうか。生き残りをかけた戦いが続きます。

文・しらいはるか

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