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薬膳イタリアン『LUDENS(ルーデンス)』の贅沢ランチで心身ともにデトックス

  • 2020.10.17
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和ばらを主役にしたアフタヌーン・ティーをいただいてから、その魅力にハマった『LUDENS』。3周年のご案内をいただいたので、ちょっと奮発してランチに行ってきました。

烏丸御池上ルの京町家薬膳イタリアン

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地下鉄烏丸御池の1番出口(北東側)から出て、東へ。間之町通を北へあがります。昔懐かし「西村衛生ボーロ本舗」の店を通り過ぎたら、すぐ右手ある京町家が『LUDENS』。控えめな看板で気づきにくいですが、マスタード色の暖簾が目印です。

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京町家らしく、“うなぎの寝床”(間口に比べて奥行きが長い)の間取り。エントランスの次はオープンキッチンを臨むカウンター席。その奥にテーブル席があります。アジアの要素もさりげなく取り入れた内装インテリアは、上質なリゾートの気分も味あわせてくれます。

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予約しておいた席のテーブルセッティング。大理石のプレートに、ほどよい緊張感。

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おもてなしのスタートは薬膳茶。3種類からその日の体調や気分から選べます。このスタートがお料理を迎えるように胃を整えてくれる感じ。

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いつもは生ビールですが、今日は「アペロールスピリッツ」650円というよくわからん飲み物を頼みます。アペロールは、柑橘とハーブのリキュールのようです。昔飲んだカンパリに少し似ています。カンパリは苦手だったのですが、こちらはなんかちょっと自然な甘みが感じられて2口目、3口目と飲み進めるごとにどんどん美味しく感じられてきて、結局お代わりしました。

ランチコース5500円のお料理

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前菜は「五味」を味わう3皿5品。一品ずつ丁寧に説明をしていただけるのですが、耳で聴くと「ゴミを味わってください」なので「えっ」と思わず二度聞きしてしまいました(苦笑)。

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もちろん五味は、「甘味」「辛味」「苦味」「塩味」「酸味」です。

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デフォルメされたわかりやすい「甘味」や「辛味」ではなく素材の味を大事にした繊細な味覚。ここで、胃についで舌を整える感じ。

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ここからは画像でお楽しみください。

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蓋を開けた瞬間、薫香がふわっと薫るお料理を一人ずつ取り分け。

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『LUDENS』名物の薬膳スープ。地鶏と昆布ベースに棗、朝鮮人参、シナモンなどの薬味と香味野菜などをたっぷり加えてじっくり煮込んであります。滋養のあるスープがあたたかくお腹を満たしていき、毛穴がじわじわと開いているのを感じます。

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歯に魚の身の弾力が響く鮮魚。釣りに行ってその日にさばいたものを食べたときの食感を思い出しました。それが炭火でじんわりと熱を通してあるから美味しさは段違い。

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燻製器ごとテーブルに運んでサーブしてくれる、見せるサービスも。

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薫香がしっかりとついたお肉、大量のスパイスで包んだチーズ、大原の野菜、野草などお皿の上に乗っているものはすべて計算し尽くされています。

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いろんな味を、サプライズな味を少しずつ。ポーションは少なめですが、次々に出てくるので、お腹いっぱい。

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洋梨とコンポートの氷菓のデザートでシメ。

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と思いきや、温かいハーブティーと一緒にひとくち菓子を2つ。マカロンと「・・・・・」。
名前を何回聞いても覚えられませんが、「亀屋清永」さんが400周年を記念してつくられたドライフルーツ入り羊羹「SHOU」にちょっと似ています(たぶん全然違うんだろうけど)。この味が大好き。

とりあえずすべて写真を撮っていることを褒めてあげたいくらい、美味しすぎて食べるのに夢中の約2時間30分。お店の雰囲気もサービスも素敵なので、誕生日を祝う場所としてもオススメです。

『LUDENS』の基本情報

店名:LUDENS(ルーデンス)
所在地:京都市中京区間之町通二条上ル夷町560-8
電話番号075-231-5606
営業時間:12:00〜15:00、18:00~22:30
定休日毎週日曜日+第3月曜日
アクセス地下鉄烏丸線丸太町駅から徒歩7分
公式ホームページ:https://www.ludens-kyoto.jp/

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