文化と心の交流を。代々木公園で「ベトナムフェスティバル2020」が開催

例年、各国の交流イベントが盛んな代々木公園で「ベトナムフェスティバル 2020～ベトナム・アジアの心～」の開催が決定した。WITHコロナ時代の新しいスタイルのフェスティバルとして配慮のもと実施予定。期間は、11月7日(土)・8日(日)。

ベトナムの「今」を体感

1973年に外交関係を樹立して以来、友好な関係を深めているベトナムと日本。政治経済や文化交流だけでなく、あらゆる人的交流も進んでいる。
日本への留学や技術研修を目指すベトナムの若者が増えている一方、親日国という国柄と豊かな自然環境、のびやかで勤勉、かつ明るい国民性に惹かれベトナムを好む日本人も非常に多く、双方に交流を楽しんできた。

2008年の初開催から12回目を迎えた「ベトナムフェスティバル 2020～ベトナム・アジアの心～」は、「食」「伝統芸能」「音楽」「観光」などさまざまなベトナムの「今」を体験できるイベントだ。

当初5月に予定していたが、新型コロナウイルスの影響で実施を延期。コロナ禍で交流イベントの中止が続くなか、ベトナム政府が海外で開催する唯一の公認交流イベントとして、WITHコロナ時代の新しいスタイルのフェスティバルを目指す。海外へ行くことが難しい今こそ楽しめるイベントだ。

アジア各国の料理を堪能

交流フェスティバルの目玉、飲食ブースは約30店が出店予定。

野菜たっぷり、テイクアウトの定番としても人気のバインミーや、優しい味わいのフォーなどのベトナム料理に加え、タイや中華料理などアジア各国の店舗が並ぶ。

そのほか、毎年大盛況の特設ステージでのイベントももちろん実施。ベトナム音楽がイベントを盛り上げる。ラインナップは10月下旬発表予定だ。

本イベントは、現状を踏まえ参加者にはこまめな消毒、マスクの着用、適切なソーシャルディスタンスの呼びかけなど、安心して参加できる配慮を徹底している。
ベトナムの食や音楽など文化を体感することはもちろん、リアルなイベントだからこそ叶う心の交流を楽しみたい。