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スティーヴィー・ワンダー、約60年所属したモータウンから移籍。

  • 2020.10.15
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Photo_ Kevin Mazur/Getty Images
Stevie Wonder performs onstage during Motown 60: A GRAMMY Celebration at Microsoft Theater on February 12, 2019 in Los Angeles, California.Photo: Kevin Mazur/Getty Images

スティーヴィー・ワンダーがおよそ60年間に渡って所属していたレコードレーベル、モータウンから移籍した。わずか11歳の頃からモータウンに所属していたが、ユニバーサル・ミュージック・グループ傘下のリパブリック・レコードから、自身の新レーベル、ソー・ホワット・ザ・ファス・ミュージック(So What the Fuss Music)を設立した。

そして同レーベルから10月13日(現地時間)、「Where Is Our Love Song」と「Can’t Put It in The Hands Of Fate」の2曲を同時リリース。さらにはニューアルバム『スルー・ジ・アイズ・オブ・ワンダー』も予定している。しかし、今後もモータウンとの提携も考えているようで、先日の記者会見ではこう話していた。「モータウンから移籍はしたものの、モータウンに別れを告げたわけじゃない。それこそデトロイトだから。だからモータウンとの企画を何か立てることにはなると思う。(2013年発表の)『ゴスペル・インスパイアード・バイ・ルラ』みたいのとかさ。今後考えていくつもりだ」

また、新曲「Where Is Our Love Song」については、18歳の時に執筆した曲ではあるものの、現在の世界状況を見て、今回リリースを決めたと明かした。「全ての困惑や嫌悪、東対西、左対右。解決が難しいことばかりだ」。そしてバスタ・ライムズやラプソディー、コーデー、チカをフィーチャリングした「Can’t Put It in The Hands Of Fate」では、この歴史的にも重大な時において、自分たちの立場を考える時だということをテーマにしているそうで、「今こそ変化の時。運命に何て任せていられない。誰も待つ時間なんてないんだ。この死のウイルスの治療法を探すことを、運命に任すことなんてできない。祈るとかなんでも出来ることをしないといけない」と説明した。

Text: Bangshowbiz

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