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沖縄屈指の観光スポット、ティーヌ浜とネオパークオキナワも観光客が回復の兆し

  • 2020.10.14
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沖縄本島北部といえば、その自然を生かした屋外型スポットが多い。そしてそんな屋外の施設は、密にならない安心感があるからか、少しずつ観光客の姿も戻ってきている。この記事では、恋愛のパワースポットとして有名な「ティーヌ浜」や、動植物と触れ合える「ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園」の今をお伝えする。

若者を中心に人の姿が戻っていた「ティーヌ浜」

今帰仁村・古宇利島にある小さなビーチ「ティーヌ浜」。アイドルグループ、嵐が登場するJALのCMロケ地として、一躍有名となった場所だ。

古宇利島はアダムとイブのような恋島(くいじま)伝説が残ることから“恋の島”とも呼ばれているのだが、恋愛のパワースポットとして知られるようになった理由が、こちらのハート岩。長年の波の浸食で形作られた2つの岩を重ねるとハートの形に見えることから、恋人たちから人気を集めている。サンセット時に訪れればよりロマンチックに感じることだろう。

取材した日は平日の昼過ぎだったが、若者を中心に観光客の姿が多く見られ、ティーヌ浜へと向かう小道もスムーズに歩けない状況だった。以前と比べればその数は少ないと思われるが、オープンエアが推奨される今、この場所を選ぶ人は多いのだろう。そしてコロナ禍で停滞した気持ちを高めるという意味でも、パワースポットとされるこの場所は、最適な観光スポットなのかもしれない。
(2020年9月11日 午後2時頃 撮影)

オープンエアでも気を抜かない対策を実施。「ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園」

名護市街地からほど近い場所にある動植物公園、ネオパークオキナワ 名護自然動植物公園。沖縄の気候を生かし、アマゾンやアフリカ、オセアニアといった世界の熱帯・亜熱帯地域の動植物を飼育・栽培している。

特徴は、なんといってもその広さだ。東京ドーム約5個分の敷地の中に、約100種類の動物が暮らしている。おもに屋外に放し飼いにされていて、直接動物たちと触れ合えることのできるエリアもあり、家族連れにも人気がある。

コロナ禍では、4月下旬から約1か月休園。コロナ禍以前の入場客の約50%が海外からだったことも響き、再開後も一時は入場客が前年比10%だった時期もあった。

しかし、延期していたイベント、「バードパフォーマンスショー」が7月23日からスタートしてからは、県内客を中心に少しずつ客足が戻ってきている。9月には県内向けにラジオCMも放送するなど、積極的な宣伝も行っている。

「ネオパークオキナワは広々としていて、自然の動植物に触れられる屋外施設です。ステイホームでうつ向き気味の気分を上向きにできると思いますので、お子様からお年寄りまで幅広い世代の方にお越しいただきたいですね」(販売 マネージャー 安部航平さん)

屋外施設が中心のネオパークオキナワだが、感染防止対策もしっかり行っている。カウンターのビニールカーテンやアクリルボードの設置のほか、屋内施設の入口や屋外の飼育ゾーンごとに消毒液を置いている。また、もともと飼育している動物を媒介とした感染症に対する対応策をしっかり準備しており、それをコロナ禍に合わせて再設定。対策は万全となっている。(2020年9月16日 午後4時頃 撮影)

沖縄本島北部にはその自然を生かした、オープンエアなスポットが多い。自身の感染対策はしっかり忘れずに、マリンブルーの海や動植物たちに癒されてほしい。

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