「とりあえず付き合ってみる」？お試し交際の良いパターン・悪いパターン

友達としては好きだけど、恋愛感情はない。そんな相手に告白されたときは、付き合うかどうか悩むものですよね。「とりあえず付き合ってみる」のは正解なのか、お試し交際の良いパターンと悪いパターンを見てみましょう。

「相手をもっと知りたい」という気持ちや、「一緒にいて心地良い」という気持ちがあるのなら、とりあえず付き合ってみる価値はあります。なぜなら、人間には親しくなってみないと見えない部分が必ずあるからです。付き合うのをためらったまま悩んでいては、貴重な出会いを逃してしまう可能性もあります。

特に、今まで異性として意識はしていなかったものの、人間的に尊敬できる相手の場合は、付き合う中で愛情が深まることも多いもの。また、恋愛感情はないけれど頼りになると感じている相手や、話をよく聞いてくれる相手も、付き合ううちに惹かれていく可能性が高いでしょう。

今まで付き合ったことのないような相手との交際は、あなたの視野を広げたり、新しい趣味と出会えたりするきっかけにもなります。お付き合いは結婚と違うので、「断るのはもったいない」と思うのなら、思い切って付き合ってみるのも一つの手です。

告白された相手によっては、「とりあえず付き合う」ことをおすすめできない場合があります。

まず第一に、既婚者は避けるべきです。告白されて気持ちが舞い上がっている場合でも、既婚者と付き合うことには重大なリスクがあります。既婚者との恋愛は、相手の配偶者に訴えられて慰謝料を請求されたり、職場に報告されて仕事を失ったりするケースもあります。リスクとリターンを冷静に見極めましょう。

また、時間やお金にルーズだったり、だらしない面が目立ったりと、相手に気になる点がある場合は、いくらカッコよくても付き合うのはやめておくべきです。「何だか嫌だな」という感覚は、当たっていることが多いもの。ルーズな性格は、交際をスタートしてからも直らないと思っておきましょう。

とりあえず付き合うかどうかを考える上で、自分の精神状態はとても大切です。失恋後の落ち込んでいる状態や、結婚を焦っているときなどは、冷静な判断ができないものです。

「とりあえず付き合ってみる」という結論を出す前に、自分がフラットな精神状態でいるかどうか、立ち止まって考えてみましょう。相手がきちんとした常識のある人か、独身者か、自分を大切にしてくれる人かを見極めてから付き合うようにしたいものですね。

「とりあえず付き合ってみる」のは、決して悪いことではありません。これまで付き合ったことのないタイプの異性と交際することで、新しい趣味ができたり、初めての挑戦をするきっかけになったりする可能性があるからです。

ただし、相手がきちんとした人がどうか、しっかり見極める冷静な目を持っておきたいものですね。