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クリープハイプ尾崎世界観「2020年を踏まえて、来年また何かできたら」コロナ禍の今、見据えていること

  • 2020.10.15
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ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。10月10日(土)の放送は、ゲストにクリープハイプから尾崎世界観さん(Vo&Gt)と長谷川カオナシさん(Ba)が登場。10月21日(水)より配信開始となる劇場アニメ「どうにかなる日々」のオリジナルサウンドトラックについてお伺いしました。

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(左から)安田レイ、長谷川カオナシさん、尾崎世界観さん、ジョージ・ウィリアムズ

◆初の劇伴を担当!

──クリープハイプが劇伴を担当するのは今回が初とのことですが、オファーがきたときにはどう感じましたか?

尾崎:初めてのことだったので“できるかなぁ?”という不安はあったんですけど、(作品)全体の音楽をやらせていただけるのはうれしかったですし、とても名誉なことだと思ったので受けさせていただきました。

長谷川:劇伴って、キャラクターによってテーマソングがあったり、それが絡み合ったりして、すごく難しいイメージがあったので、最初は“どうなるものか”と心配のほうが大きかったですね。

──(劇場アニメの)映像を観て曲を書いたのですか?

尾崎:(曲作りの段階では)まだ映像はできていなかったので、絵コンテをつなげたものを参考に観ていましたね。

──それを観て、すぐに曲は書けましたか?

尾崎:(絵コンテを)観ても100%イメージできるわけではないので、そこまで気にせず、観ながらというよりも1回観たものを脳の片隅に置いておいて、作っていきました。

──自分の脳のなかで思い描いていた作品と、実際の作品と自分の音はシンクロしていました?

尾崎:“客観的には観られないな”と思いましたね。家族を見ているみたいな感じで、ちょっと恥ずかしいというか。

──そのぐらい内面的なものを出したということ?

尾崎:そうですね。例えば、僕はいないですけど、子どもの運動会を見ているときって、“1位になれ!”というよりも“ビリにならないように”とか“コケないように”って応援すると思っていて。そんな感じで、(作品の)邪魔をしないように。ただ作るときは思いきり作ったんですけど、いざ形になるとそういう気持ちになりましたね。“大丈夫かな?”っていう。

──たしかに、映像という強いパワーもあれば、音楽という強いパワーもあって、それがどうやって一緒になるのかなって。

尾崎:今回はその(音楽の)強みを消さなきゃいけないと思って臨みましたね。なるべく(作品よりも)目立たないように、ちゃんと映像の後ろに隠れるような、溶け込むようなものを意識して作りました。

──長谷川さんは聴いてみてどうでしたか?

長谷川:尾崎がギターを弾いた音源を「こういうBGMなんだよね」って、短いものから長いものまでたくさん僕に送ってくれたんですけど、自分で歌うかBGMにするかの違いだけで、作業工程としては普段の彼の曲作りと結構似ているのかなって思いました。

尾崎:そうですね。そこはいままで通りにやったほうがいいと思って。劇伴だから、バンドメンバーみんなで1から作り上げていこうかなとも思ったんですけど、そこはあえて自分1人でやれるところまでやってみて、無理だったら意見を聞こうと。それが逆によかったのかなと思いますね。

◆主題歌は「モノマネをモチーフに」

──10月21日(水)のリリースに先駆けて、主題歌「モノマネ」が10月9日(金)に先行配信されましたね。これはどういう曲ですか?

尾崎:“モノマネをモチーフにした曲を作ろう”と思って。自分もモノマネされることがありますけど、モノマネを見て喜ぶことって、本来あってもなくてもいいことなんだけど、すごく日常的なことで生活を感じることなのかなって。そこに男女の生活をあてはめて、すれ違っていく様子を書いていきました。

──この主題歌っていつできたのですか?

尾崎:いつだったかな……(新型コロナの影響で)1度公開が延期になっているので、去年の年末か今年の初めぐらいかな?

長谷川:特報用に、メロディはかなり早い段階からありましたね。

尾崎:CMがあったので、結構前から作ってはいましたね。ずっとやっていた感じですね、この曲は。

──じゃあ、最初に「モノマネ」ができて、その後に劇伴の音を作っていったのですか?

長谷川:同時進行だったと思います。

尾崎:オファーをいただいたのは2年以上前で……記憶力はいいはずなのに、ど忘れしました(苦笑)。

◆コロナ禍での活動を振り返る

──クリープハイプは、6月に配信シングル「およそさん」、9月に配信シングル「幽霊失格」、そして10月には劇場アニメ「どうにかなる日々」のオリジナルサウンドトラックと、かなり活発的ですよね。

尾崎:そうですね。今年の前半は何もできていなかったので、その分(活発的に)やれていますね。

──そういうフェーズに入ったと。

尾崎:はい、いっぱい(作品を世に)出していきたいなと。世の中の動きも見ながら。

──2020年も残り3ヵ月を切りましたけど、長谷川さんは今年中にやっておきたいことはありますか?

長谷川:僕も曲を書くんですけど、今年の前半にサビだけできている曲をたくさん書いたので、それを年内には形にしたいですね。

──形にできそうですか?

長谷川:できると思います!

──尾崎さんは?

尾崎:今年はいつもと違う年だったので、焦って“何かしなきゃ!”と思いがちなんですけど、このまま普通に過ごしてみて、この2020年を踏まえて、来年にまた何かできたらいいなと思います。10周年を記念した全国ツアーも中止になってしまって……“そのままを受け入れる”というか、この状況に身を委ねます。

<番組概要>

番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:毎週土曜 13:00~13:55

パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/cdj/

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