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Go To トラベルキャンペーンの効果は? 9月の北海道帯広市をレポート

  • 2020.10.13
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数々のソウルフードが人気の北海道帯広市。この夏のGo Toトラベルキャンペーンなどの影響で少しずつ人が戻ってきている。全国各地で人出が増えた9月の大型連休は、どんな様子だったのか。地元のライターがレポートする。

JR帯広駅周辺には旅行客の姿

9月19日から22日の大型連休。北海道十勝の中心・JR帯広駅のまわりには、例年に比べてやや少ないながらも、手土産の紙袋を持った女性グループやスーツケースを持った人など旅行客の姿が見られた。

Go To トラベルキャンペーンのほかに北海道内で実施されている「どうみん割」の影響もあり、連休中は本州、そして北海道各地のナンバーの車が多く走っていた。

駅北多目的広場ではライブイベントが行われ、近くを訪れていた人が集まり賑わっていた。(2020年9月20日12時頃)

行列が戻ってきた人気店

JR帯広駅から続く西2条通。帯広の有名店「インデアンカレー」、そしてインデアンカレーを生んだ元祖「ふじもり」には、入店を待つ人の行列が。札幌ナンバーのバイクの男性も、最後尾に並ぶ。(2020年9月20日12時頃)

連休最終日。駅構内の有名豚丼店にも外まで続く行列が。今夏までは見ることのできなかったこの光景。連休中は、帯広市内の複数の豚丼店や人気スイーツ店でも同様の行列ができていた。(2020年9月22日13時頃)

名物「北の屋台」も大賑わい

帯広の夜の代名詞とも言える「北の屋台」。ここは、ひっきりなしに人が訪れ、これから入店する人、次の店に移動する人などで、常に人が動いている印象。道路向かいの「十勝乃長屋」も同様で、廉売店の中の様子を見ながら、次々と人が歩いていく。(2020年9月20日20時頃)

春から夏にかけては街なかの人通りも少なく、活気も乏しい状態が続いていたが、現在は本州各地、さらに北海道内からの旅行客で、中心街の店も市街地の人気店も、ずいぶん賑わいが戻ってきたように思う。中心街に建つホテルの窓の灯りも、かなり増えた印象だ。

食の街・帯広には、ここでしか味わうことのできないソウルフードやスイーツ、郊外の美しいロケーションに建つカフェなどが多い。自然豊かで空気も澄んでいる。広々とした環境は、コロナ禍の今、比較的安心して過ごせるエリアだ。敢えて遠出して人混みに溢れた繁華街を歩くより、自然を感じてゆっくりとした時間を過ごす。新しい旅の選択肢として十勝・帯広をおさえておきたい。

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