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熱いシャワーを浴びるのはNG!髪ダメージにつながる「やりがち習慣」5つ

  • 2020.10.12
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すっかり肌寒くなりましたね。この時季は乾燥がすすむことで抜け毛につながりやすく、さらには、誰でも行う“ある習慣”により、抜け毛を増やしてしまう可能性が高いんです。

髪のダメージにつながる習慣について、 頭髪治療のプロである浜中聡子先生に伺いました。

髪ダメージにつながる「あるある習慣」

(1)熱いシャワーを浴びる

冬は脱衣の時間が寒く辛いですが、42℃以上の温水でシャワーを浴びると、髪や頭皮にダメージ与えます。頭皮は顔の皮脂の3倍あると言われているので、皮脂が落ちにくいのですが、熱いお湯で皮脂を取り過ぎると、体が 「皮脂不足」と感じてしまい、皮脂を多く出そうとする結果、皮脂過剰を起こしてしまうのです。なるべく38℃前後のお湯で髪を洗うようにしましょう。人肌くらいの温度で洗うことで、髪や頭皮を守るだけではなく、カラーリングした髪の色落ちをふせぐことも出来ます。

(2)トリートメントを付けたまま浴槽に長くつかる

トリートメントは髪質をよくするものとして、毛先のみならず根元からベタベ タにつけてしまうと、トリートメントの中に入っている成分が酸化して頭皮に悪影響を与えます。この状態で頭皮に浸透してしまうと、次に生えてくる髪にも悪影響をおよぼしてしまうのです。トリートメントは毛先にやさしく馴染ませるようにして付け、髪全体へは毛先よりも少ない量で付けるようにしましょう。

(3)外出時はかならずニット帽をかぶる

ニット帽は、耐熱性に優れていることからコットン素材をつかったものが多いのですが、通気性にやや難があり、内部の空気を外に出す力が弱いとされています。また、伸縮性のある素材のため、一度かぶると、被り口から空気が外に逃げにくくなってしまいます。そのため、長時間かぶっていると頭部に熱を溜め込み、蒸れや頭皮の発汗につながり、髪ダメージを起こしてしまうことも…。

(4)温風のみで髪をかわかす

冬の寒い季節はとくに温風が心地よく感じますが、温風のみで髪の毛をかわかすと髪を痛めます。温風のみのヘアドライはキューティクルが開いた状態にしてしまい、手触りが悪くなったり、艶が出にくくなります。ドライヤーは頭から10〜20cm離して使用しましょう。まず、乾きにくい髪の根元から風を当 てるように、ドライヤーの温風が同じ場所に当 たる時間は2秒以内におさえましょう。温風8割、冷風2割でかわかすことで、頭皮と髪を乾かしすぎず、キューティクルがしまって、艶のある髪にすることができます。

(5)暖房に当たり続ける

髪の毛の8~9割はタンパク質でできています。髪の毛に含まれるタンパク質は、熱や乾燥にとても弱いので、暖房にあたり続けることでダメージを受けてしまいます。1日中暖房にあたり続けるなどは避け、こまめな換気や、暖房のタイマー設定をするなど対策を行うとよいでしょう。

教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

Dクリニック東京 ウィメンズ院長 浜中聡子先生

北里大学医学部卒業。15万人の働く女性の頭髪を救ってきた女性専門・頭髪治療の第一人者。 抜け毛・薄毛・白髪・育毛など、幅広い専門分野&高いトーク技術でファンも多い。

画像提供/セレーム

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