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【2020京都紅葉最新】昨年のJR東海『そうだ京都、行こう。』で注目☆色づき開始「真如堂」

  • 2020.10.12
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汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は、昨年JR東海『そうだ京都、行こう。』紅葉スポットとして大注目だったお寺。10月11日時点の様子。

うっすら色づき始めた紅葉の名所

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左京区、標高105mの吉田山の南に位置する開放的な境内が魅力の紅葉スポット・真如堂。
高台にあって日当たりがいいせいか、毎年他の紅葉スポットより進行が早め。なので、そろそろどうかな、と紅葉パトロールでやってきました。

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総門からも少し色づき始めていることがわかります。

昨年のJR東海『そうだ京都、行こう。』ではポスターやCMでも広報され、全国的にも紅葉スポットとして大注目のお寺。

正式名称『真正極楽寺』。平安中期の永観2年(984)、僧・戒算上人が開創した、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺。

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元々神楽岡東に創建されたが応仁の乱で焼失。その後、将軍足利義昭の命により、新しい寺地を一条通北(現存の元真如堂町)と定め移転。さらに豊臣秀吉の政権下、聚楽第建設のため京極今出川(現石薬師御門場所)に移転。さらに本堂が焼失し再建されるも、元禄6年(1693)、東山天皇の命によってふたたび現在地である神楽岡に移転。

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文化14年(1817)に再建された三重塔。この周囲にもモミジが配置され、紅葉ピーク時の撮影ポイントでもあります。

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御手水舎には、季節の花が飾られていました。

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紅葉ピーク時には水面に写る紅葉がまたシャッターポイント。まだまだ緑旺盛ですが。

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過去の画像になりますが、こんな具合に。

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本堂。
度々の戦火で焼失し、享保2年(1717年)に再建。市内の天台宗寺院の本堂としては最大級。ご本尊である、阿弥陀如来立像が安置。

そして、ちょうど参道の途中に石燈篭。毎年11月に執り行われる十夜法要には、ご本尊と石燈篭を結ぶ『善の綱』が張られ、その綱を握ると、ご本尊とつながり、功徳が受けられるというありがたいもの。

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本堂前には秋の七草で知られる季節の花・フジバカマが。

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この『真如堂』と書かれた提灯を紅葉バックに撮影するのも、定番ショットですが(笑)うっすらと色づきが確認できます。

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本堂裏手はまだまだ鬱蒼とした雰囲気。

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本堂の左手に、今まで気づかなかったこんな石碑。『京都映画誕生の碑』と刻まれています。2008年、「京都・映画100年宣言」プロジェクト推進協議会の呼びかけにより、吉永小百合さんや田村正和さんなどの映画関係者の寄付により建立。

この四角い形は「映画の父」と呼ばれるリュミエール兄弟が発明した複合映写機(シネマトグラフ)を模し、京都生まれで「日本映画の父」として知られる故牧野省三氏が、1908年にシネマトグラフを用いて撮影した初の劇映画『本能寺合戦』の舞台となったのがこの境内。

紅葉の名所でありながら、何度来ても見どころの多いお寺。静かな雰囲気もまた素敵な空間です。

詳細情報

名称:真如堂(真正極楽寺)
場所:京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
拝観時間:9:00~16:00
関連URL:https://shin-nyo-do.jp/

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