1. トップ
  2. 等身大の青春群像が笑って泣ける!乃木坂46メンバー共演の『映像研には手を出すな!』の必見ポイント

等身大の青春群像が笑って泣ける!乃木坂46メンバー共演の『映像研には手を出すな!』の必見ポイント

  • 2020.10.11
  • 408 views
【写真を見る】モデルとしても活躍する乃木坂46の人気メンバー3人が奮闘!ギャップ満載のコメディ演技に注目 [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
【写真を見る】モデルとしても活躍する乃木坂46の人気メンバー3人が奮闘!ギャップ満載のコメディ演技に注目 [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

【写真を見る】モデルとしても活躍する乃木坂46の人気メンバー3人が奮闘!ギャップ満載のコメディ演技に注目

乃木坂46の齋藤飛鳥と山下美月、梅澤美波の3人が共演した『映像研には手を出すな!』が公開中だ。テレビアニメ化もされ大きな話題を博した大童澄瞳の同名コミックを原作にした本作には、個性豊かなキャラクターたちが織りなす等身大の青春群像がぎっしり。

ロボットやアニメといったキーワードだけを見るとターゲットが限定されていると思われがちだが、そのイメージを軽々と払拭するまっすぐでエネルギッシュな青春ドラマが展開。世代も性別も問わず、どんな人の心にも響く普遍的な物語に仕上がっている本作の、見どころとなるポイントを紹介していきたい。

笑って泣ける!?『映像研には手を出すな!』の見どころをチェック [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
笑って泣ける!?『映像研には手を出すな!』の見どころをチェック [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

物語の舞台は500を超える倶楽部と同好会がひしめきあい、収集がつかなくなっている芝浜高校。入学した浅草みどり(齋藤)は、カリスマ読者モデルの水崎ツバメ(山下)と、交渉力に優れたプロデューサー気質の金森さやか(梅澤)とともに映像研究同好会(通称:映像研)を設立。“最強の世界”を作りだすために、アニメ制作に奮闘していた。そんななか、校内を牛耳る“大・生徒会”は部活動の統廃合に向けて動きだし、映像研をアニメ研究会と統合させようと目論んでいた。その動きを察知した映像研の3人は一足先にロボット研究会と手を組み、活動成果を示すための画期的なロボットアニメ制作に向けて動きだすのだが…。

ドラマ版を見ていなくても大丈夫!映画ファン必見のオマージュも

テレビドラマ版を見ていなくても大丈夫!すぐに3人のユニークな掛け合いに魅了される [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
テレビドラマ版を見ていなくても大丈夫!すぐに3人のユニークな掛け合いに魅了される [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

今年4月からTBS/MBS系列「ドラマイズム」枠で放送されたテレビドラマ版では、3人の出会いと映像研の設立から幕を開け、彼女たちが校内で引き起こしてきた騒動や大・生徒会との熾烈な攻防が描かれた。

一般的にテレビドラマの映画版は、設定や登場人物、これまでのあらすじなどの予習はマスト。しかし本作では、冒頭の約20分で一連の流れをプレイバックしてくれるので、テレビドラマ版を観ていないという人でも問題なし。登場人物たちの関係性やユニークな物語の設定にスムーズに入ることができる安心設計となっている。

日本映画の名作のオマージュも盛りだくさん! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
日本映画の名作のオマージュも盛りだくさん! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

しかも単なるあらすじ説明ではなく、本作の雰囲気が存分に伝わるユニークな語り口で進められるあたり、さすがコメディ映画の鬼才として映画ファンから信頼を寄せられている英勉監督。「実写映画ならではの過去の名作へのリスペクトも込めた」とインタビューで語っていた英監督は、この冒頭シーンから黒澤明監督の『羅生門』(50)のオマージュを全開に。劇中にはほかにも日本映画の名作オマージュが盛りだくさんなので、目の肥えた映画ファンも楽しめること間違いなしだ。

齋藤飛鳥の新境地!乃木坂46メンバーの魅力が全開

乃木坂46の時とは異なる愛嬌たっぷりの演技を披露 [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
乃木坂46の時とは異なる愛嬌たっぷりの演技を披露 [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

なんといっても魅力的なのは、原作のキャラクターを完全にトレースした映像研3人の演技。抜群の想像力を持ちながら、人を見るだけでめまいを起こしてしまうほどの極度の人見知りの浅草役を演じる斎藤。彼女が見せる、乃木坂46でのイメージとは180度異なる愛嬌抜群の表情の数々はもちろん、クールなようで空気を読めない水崎役の山下に、“めんどくさい”2人を器用にまとめあげる豪快さを持った金森役の梅澤のギャップ満点のコメディ演技は目が離せない。

もちろん齋藤は「sweet」で、山下は「CanCam」で、梅澤は「with」と、3人ともファッションモデルとして活躍するだけあって、制服の着こなし方でさりげなく個性を表している点も見逃せない。

そんな3人の撮影現場での様子について、英監督は「3人とも総じてプロフェッショナルなんです。ハードな現場ではあったと思うんですが、どんなにしんどくても態度に出したりしないし、セリフが抜けたりすることもない」と絶賛。「梅澤さんはストイックで、逆に真面目すぎて笑えてくるほど。山下さんは屈託がなさそうでムードメーカーぽく見えるけど、実はしっかり物事を考えてる。齋藤さんは初めて会うタイプの人で、腹を括ったときのカッコよさはまだ21歳(撮影時)とは思えない。若い人とやっている感じがしなくて『この人、人生何回目なんだろう?』」と感じたそうで、それぞれが真剣に作品づくりに打ち込んでいたことを語っている。

映像研メンバー以外にも個性の強いキャラクターが多数登場! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
映像研メンバー以外にも個性の強いキャラクターが多数登場! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

また、物語のカギを握る「気象研究同好会」の晴子役を演じる浜辺美波や、ひょんなことから映像研と手を組むことになる音響部の百目鬼役を演じる「Seventeen」モデルの桜田ひより、そして大・生徒会の小西桜子と福本莉子、グレイス・エマと、個性豊かな女子たちが勢ぞろい。

ほかにもロボット研のメンバーとしてNHK連続テレビ小説「エール」に出演中の板垣瑞生、『思い、思われ、ふり、ふられ』(20)での好演も記憶に新しい赤楚衛二と、男子キャストの熱演も必見だ。

好きなものに突き進む!“部活映画”の醍醐味に涙

部活、仲間、家族…クライマックスには思わず涙する [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
部活、仲間、家族…クライマックスには思わず涙する [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

映像研の3人はもちろん、登場するキャラクター全員が自分の“好き”に向かって精一杯に突き進んでいく姿がとにかく胸アツ。板垣演じるロボット研の小野が机の上に乗ってロボットへの熱い愛を語る姿や、先輩たちから引き継がれてきた部のレガシーを守ろうとする百目鬼。英監督と乃木坂46メンバーがタッグを組んだ『あさひなぐ』(16)や、「ちはやふる」シリーズなど部活を題材にした作品は、青春ドラマの鉄板中の鉄板。いま青春時代真っ盛りの人はもちろん、すでに大人になった人もあの頃を思いだしてうずうずしてしまうだろう。

エンタテインメント性の高さに、コメディ映画の鬼才・英勉監督も自信たっぷり! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館
エンタテインメント性の高さに、コメディ映画の鬼才・英勉監督も自信たっぷり! [c]2020「映像研」実写映画化作戦会議 [c]2016 大童澄瞳/小学館

さらに、様々なピンチに直面しながらもそれぞれの役割に徹して互いに支え合い、絆を深めていく映像研メンバーの姿や、家族からアニメに関わることを禁止されている水崎の家族との関係を描くドラマ性にも注目。そのアツさは、本作が公開されるやSNSに「笑えるし、泣ける」という感想が多数寄せられているほど。

そんなエンタテインメント性の高さに英監督は「乃木坂46のファンはもちろん、乃木坂46を知らない人が観ても普通に楽しんでもらえる。ハードルを上げて観にきてもらって大丈夫」と自信たっぷり。

是非とも劇場に足を運び、乃木坂46メンバーをはじめとした若手キャストたちの熱演で笑って泣いて、この上なく前向きな気分を味わってほしい。

文/久保田 和馬

元記事で読む