1000万円貯めたい人が手放すべきモノ3選

贅沢しているつもりはないのに、なぜかお金が貯まらない……。もしかしたらそれは、本当は不要なものを「必要」と思い込んでいるからかもしれません。多くの人が持っているけれど、実は他のもので代用できたりもっと安く利用できたりするもの、具体例を3つご紹介します。

■服

セレモニースーツ、結婚式にお呼ばれしたときのドレスなど着る機会が少ないものは、買わなくてもレンタルで済ませられます。保管場所やクリーニングも不要ですし、サイズや好みの変化に対応でき、「前もこれを着ていったな……。同じメンバーに会うのにな」などと考えることもありません。

普段の服も、コスパの高いものを最小限で済ませたり、フリマアプリで買ったりできます。トレンドを追いたい方は、自分に合った服を毎月届けてくれる「服のサブスク」を使った方が自力で買い集めるよりお得になるかもしれません。

■時計

壁掛け時計は部屋を飾る意味はあるかもしれませんが、それは他の方法でも代用できますし、時間の確認だけならスマートフォンでできます。高価な腕時計も不要です。スマートウォッチを選べば、マウンティングを回避しつつ機能面でも便利に使えます。

■キャリアメール

「iPhone＆大手キャリアとの契約」は「格安スマホ＆格安SIM」で代用できます。これだけで数万円単位で浮きますし、毎月の通信費（固定費）も大幅に節約できるでしょう。格安スマホはキャリアメールが使えませんが、Gmailなどフリーメールが使えます。

■思い込みを捨てて、フラットな気持ちで持ち物を見直そう

お金を使うときは「いつもそうしている」「みんなそうしている」など、なんとなく流されてしまうのではなく「自分にとって必要？」「もっと安く利用するには？」「手作りできない？」など、よく考えてから判断するクセをつけるのがおすすめです。そうすることで、本当に必要でこだわりを持っているモノにしっかりとお金をかける余裕ができ、貯金もはかどりますよ。

文・馬場愛梨（ばばえりFP事務所 代表）
自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強！銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。AFP資格保有。